ネタバレ・感想あり恋 La saison d’amourのレビュー

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ネガティブ受が実はかなり愛されている話
ネタバレ
2025年7月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 銀行員の受がレストランでウェイターの攻に恋をします。会社で上司に性のはけ口にされていた受は、新人女性の逆パワハラにNOというためゲイを告白。その為警戒した上司とも縁が切れた後、顔見知りとなり最寄り駅が一緒の攻を待ち伏せ「一度でいいから抱いて欲しい」と懇願します。とりあえず話を…と攻の部屋へ行くと、攻は行為を拒否せず…。

春・夏・秋・冬という題の区切りで2人は進展していきます。受は好きな人と付き合えたのが初めてで、攻の邪魔とならぬようただ抱いてくれればいいという遠慮の塊。対して攻は元劇団員で、恋人を劇団責任者に寝取られ荒れて辞めたけど受の「見たい」という一言で復帰し有名になっていきます。舞台で輝く攻に一層遠慮し、攻のことが好きだった当て馬に嫉妬されたり昔攻が荒れて関係してしまった女性が出てきたりしますが、次第に攻を信じ成長して自己主張できるようになる受。しかも攻も案外受大好きで、当て馬達にはビシッと言うし受同僚に嫉妬したりして独占欲も強々。「攻と付き合えているのが信じられない」と臆病な受に「部屋で待つように」としっかり合鍵も渡し、「同僚に嫉妬した」と告げるなど卑屈受に都度「俺も好き」と言動で分からせるのが良かったです。

最初受の突飛な願いを聞き入れたのは不自然ですが、恋人になった時「好きでもない相手に欲情したりしない」と言っているので攻も受が気になっていたんでしょう。読み始めて既読本と気づきましたが、内容はほぼ忘れてて楽しめました(笑)頑張った受が報われ、しかも自分で思うよりかな攻に愛されているという好みな話でした。
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悪くはない・・が
ネタバレ
2018年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みして、イラストも良かったので購入。
少し試練があって、割りとすぐ解決してまた次の試練が何回か続き、終わりはちょっと唐突に感じました。
主人公の和泉は、仕事も出来て中性的な美人で、特別トラウマもなさそうなのに、なぜあんなにネガティブなのか・・性格と言ってしまえばそうなんでしょうが、流されるまま上司と不倫して、自分の恋心には蓋をした挙げ句、突然爆発したり(不自然な流れではないです)、若月が受け入れたのも、ほぼ説明無しだったので、ん??って感じでした。まぁ、行間から想像するのも醍醐味なんでしょうが・・
途中から劇団の話になり、ちょっとありがちな流れだったかな~
最後に、和泉が自分の気持ちをハッキリ言ったのは良かったし、全体的に丁寧な文章で読みやすかったです。
イラストは、とても綺麗で色気かありました。
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なんだろ
ネタバレ
2017年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ サラッと読める内容で始終受けがネガティブな思考に囚われてる感じで話しが進んで行く、確かに攻めが受けの何処を好きになったのか分からない。優しいから答えてくれたと感じてる受けがネガティブ思考になるのはしょうがないと思った。情熱的に求めて来たからコロッとって感じ?
受け目線の話だからしょうがないけど、攻め目線の話をショートでも良いから欲しかった。
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作家名: / 梨とりこ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 海王社
雑誌: ガッシュ文庫