ネタバレ・感想あり夜王の密婚のレビュー

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ドキドキ
2020年8月31日
謎の伯爵の島に渡ってからは なんとなく吸血鬼の話とわかりましたがアルバートとジョエルとルカの3人がどう組み合わせになるのかとか伯爵が悪人にも思えなくてどんなストーリーなのかドキドキしました。
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映画を観ているような…珠玉です
2020年5月21日
何これ。この作品。挿し絵はないのですが、その分蝙蝠島の姿が素晴らしく頭に想像されます。美しき魔物の楽園。是非読んで下さい。あとがきまで読むと、更に物語を楽しめますよ。
夜の雰囲気のある作品
ネタバレ
2016年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ ひとつのお話に、傭兵×没落貴族と貴族×音楽家の2つのCPができ、没落貴族側の視点と音楽家の視点を行き来する流れで話が進みます。エロは少なめですが、ラブや話の内容はかなり重厚でした。特に相手を愛するイメージがまるで芸術のように表現されていて素敵でした。同作者の狼シリーズが好きなのでお話に少し絡んできてとても楽しかったです。
イギリス孤島クローズドサークル
ネタバレ
2024年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 18世紀末の雰囲気がよい。髑髏島と呼ばれる貴族の島でのあれやこれやですが…
ヴァンパイアと狼との関係性や、お貴族様×音楽家と傭兵×没落貴族の2カプのストーリーが淡々と進むのに中身は濃くて楽しめる。とはいえ、意外に音楽家が強かだったりもして。
非常に興味深かったのは、生を終える寸前の人間をヴァンパイアにして一瞬で消失してしまうなんて。とても理想的な最期だと思えます。
また、あとがきまでもが秀逸なのでここまで読むのが完全な結末だと感じました。
なにより剛しいら先生のシンプルなのに、情緒も機微もあるという文体がとても好ましく数多の作品を求めて止まないのです
魔物と人と獣
ネタバレ
2020年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 血を吸う人ならざる伯爵が、人の心を持ち続ける為に作った楽園蝙蝠島での出来事がメインなのですが、40年後や80年後まて覗き見できてニンマリ。
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幻想的
2020年7月22日
冒頭ちょっと退屈だったけど、気がついたらゆる~く作品の世界にハマりこんでました。幻想的で素敵です。H要素は少なめだったけど、久し振りに「文学的表現による描写」を見てあぁ、となりました。これはイイ。
改めて、BLにおけるHの描写ってなんでみんな一緒なんだろう?と思ってしまいました。作家さんが違っても、どこかに教科書があるの?ってくらい、だいたい似たり寄ったりなんですよね。個人的には特に、「生理的な涙が~」って表現が出てくると、出た!って感じで苦笑いしてしまいます。わからないでもないんですけどね。だからこそ、この作品はちょっと新鮮で良かったです。
二組ともいい!
2020年4月26日
傭兵×士官のカプが特にいいです。音楽家のほうも耽美でいいです。狼シリーズよりこっちが好きです。島での出来事が濃く描かれていて世界観に浸れます。面白かったです。
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サスペンス
2018年10月3日
海外作家さんの翻訳モノを読んでいるような印象を受ける作品でした。ふた組のラブが三人の視点で語られていて、不可解な状況や心の動きがおもしろかったです。二冊くらいで読みたかったくらい個性豊かな登場人物達でした。映画的な幕引きが素敵。
文章が
2025年6月11日
硬い感じにしてあるのは少々気にはなってしまいましたが、それぞれに事情を抱えた人達が集まるミステリアスな孤島のお話し楽しかったです。謎めいた伯爵とか島の秘密とか推理と幻想的な要素の融合は大正から昭和初期の作品に対するオマージュでしょうか?純愛もあり素敵でした。
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