最初はコミックの試し読み(増量)から入ったら、これは原作を読むしかねぇと激嵌まり、お値段高めですが小説の方を着々と読み進めています!(レビュー時7巻読了)コミックはちょっと絵が(^^;好みかもですが。最近異世界モノがブームというか、インフレな感じでやや食傷気味ですが、転生先が人間じゃなくてドラゴンってとこが斬新でいいなと思いました(ちなみに転生先が人外のお話は、『転スラ』も愛読中ですが、それともまた趣が違っていてよき)。レベリング補正有りのチートな基本設定は、ないとこの話は始まらないので仕方ないけれど、転生してすぐに無敵になって~とかいう展開じゃないのも好感ポイント。主人公がほんとに地道に確実に強くなっていく様子から目が離せないし、胡散臭い神や主人公の前世(記憶無し)との関わりも気になるし、何より主人公を取り巻く魔物たちやキャラクターが多彩で雄弁で面白い!戦いの場面が多くて読みづらいと感じるも人もいるかもしれないけれど、具体的で臨場感や疾走感もあって、私はそこが一番読んでいて楽しいです。ちなみに出てくる敵対する人間たちが、これでもかと言うほど胸糞悪い性格で、読んでいてイライラする分、ちゃんと殺られるとカタルシスが…!(笑)エピソード的にはエルディアの独り語りが一番のお気に入りかなぁ、涙無しには読めません…。そろそろ終盤に向かっているとのことですが、やがて来る完結を残念に思いつつ、楽しみに読んでいこうと思います!