特に、事件も何もない北陸の田舎で生まれ過ごす一少年の日常です。ページ数も多い長編ですが、たまにはこういう作品を読むのも良いと紙の本を購入。せっかくなので、こちらのサイトで拙いながらもレビューを。
田舎に生きる小学生の日常ですから、つまらないと感じる方が多いと思います。けれど、読んでいくうちに感じること、子供時代に祖父母のいる田舎で過ごした時間で似たようなことがあった?という田舎でしか経験できない見ることができない風景、虫や植物、人との関わり、事情、環境などが頭のなかで蘇るような感覚がありました。