作者の方が軍事オタクの歴史オタクだろうか?ファンタジー小説というより、コミカルにした時代物って感じ。
とても面白いのだけれど。欠点も特にないのだけれど。文章とかもレベル高いのだけれど。
傑作とは言えるかもしれない。けど、個人的に名作とは言いたくない感じ。前世として、実在の人物を使ってるのもそうなんだけど、既存の設定というか知識をうまく当てはめるのがうまい感じの作品なのだけれど。新しい世界とかを作り出した感が無い。魔法とかを欠点あるものにして、あまり使わないようにしてたり。色んなものの使い方はすごくうまいんだけど、現実にあるものを使うのがうまいという感じで、新しく生み出されたものがすごいっていう感じではない。Wikipedia的な説明も多いわりに、うまく分散してて、すごくうまいんだけど。
変換ミスと思われる誤字がわりと多い。これは編集さんの仕事だけど。
スゲー面白いし、レベルも高いんだけど。すごいとか素晴らしいではなく、とても上手いという印象の作品。