このレビューはネタバレを含みます▼
殺人事件ではない、サスペンスでもないミステリーが好きで、加納朋子さんを読み漁った学生時代。
今になって少し本に触れる時間ができたので、未読のものを読み進めています。
ささらシリーズとは知らず読み始めた本作、途中から「あれ?もしやこれは…」と気がつき本の紹介を見たら、やはり「ささら、さや」の続編!それならユウスケはあの子で、母親の言動にも納得です。このお話だけで完成されていますが、ぜひこちらを読む前に「ささら、さや」を読まれることをお勧めします。
二十数年の時を経て再会した佐々良の物語は、豊かな自然とあたたかい人の心がじんわり沁みる、素敵なミステリーでした。