本当に題名の通り、飯が不味いのが全て。ある意味企画勝ちかも。文体はかなり癖あり。あとがきも中々飛ばしています……。ページ数は多いですが、文字数は少ないのでサクサク進みます。
1巻 穂純は記憶喪失で倒れていた所、ヤクザの吉崇に拾われます。穂純は天然で性別受なキャラで女の子みたい。吉崇は男気溢れる感じ。割とすぐにラブラブになり、毎日激マズ料理を食べ(させられている)吉崇たち。父だけ味覚が違うらしく一人おいしく食べています。穂純に激マズだと言えずに、日々アイコンタクトで会話。いつか誰かが本当の事を言える日が来る……?
2巻 両親を亡くし、弟と会社を守る兄・颯生の話。もちろん穂純の兄なので飯マズ。キャラとしては兄の方が好み。お相手はフェロモンムンムンな組のナンバー2・乘兒。
建築及び木材マニアの颯生。乘兒たちが住む家に案内されハイテンション。それがきっかけで乘兒と結ばれます。最初は乘兒の母に嫁イビリされるものの、颯生は全く気づかず元気よく斜め上をかっ飛ばす状況に、いびる方が根負け。天然強し。
さらに毎日仕事に奔走。飯マズの乘兒・母のご飯をおいしく完食する颯生にほだされ、無事嫁姑バトル終結。普通の味覚の宿城組の胃腸が心配。攻たち毎日大苦行。イラストは好みでした。