ネタバレ・感想あり翳りの星のレビュー

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静かに過ぎていく物語
ネタバレ
2022年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ なつめとかけるの幼少期から高校生までのお話で、ちひろの事でかけるの不誠実さが嫌だと思ったけど二人の関係に薄々気付いてたかけるの精一杯の抗いだったんだろうな。ただそれがなつめを追い詰めて…。きっとなつめは手紙を残したら、かけるだったらどうするかも分かってて、それが二人の幸せだと思ったのかな。なつめが何を考えていたかも読みたかったです。
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BL界の芥川賞
ネタバレ
2022年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ って言われてる有名某作家さんの某有名小説がありますが、個人的にはこちらの方がよほど純文学じゃないかなぁ。と思います。
鬼と天国が好きで、小説も読んでみましたが、ビビるほど毛色の違う作品でした!

メリバと言うよりはやはり闇落ち。
BLとは基本ファンタジーと思ってる方にはオススメできない生々しい作品です。
個人的にはこういう破滅的な生き方は大好きで、でもやはり人間の本能からそれに抗おうとする姿にゾクゾクしました。
デカダンス万歳٩꒰。•◡•。꒱۶
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苦しい
2021年11月30日
正直、読まなければ良かったと思ったけど良作です。ハッピーエンドじゃない。全然、普通のBL枠じゃない。純文学系。割り切れない感情。これ以外の結末はなかったのかと、胸が痛くなる。読む年代によって感じ方が違うやつです。もっと若い時に一回読みたかったな。そして、もっと年齢を重ねてからもう一度読む。夏目漱石の「こころ」とか、そっち系、だけど凄く読みやすい。私は「こころ」も、若い頃に読んで読まなければ良かったと思ったクチです。純文学としてオススメ。
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切ない
2016年12月28日
最後は号泣しながら読みました。切ない、悲しい、愛おしい。

悲しくなるので、気分がダウンしている時はあまりおすすめできませんが、
私は好きで、非常に心に残った一冊です。
トライアルでAmazon Unlimitedで読みましたが、自分用のコピーも欲しいです。
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難しい
2019年10月17日
文学作品です。じっくりと読み込む 幼い頃から高校生になるまでに二人を細かく描写しています。二人の存在意味を読み解く感じでしょうか・・・BL小説っていう感じでは無いです。そんな捉え方で読んでみてください。
Kindle
ネタバレ
2021年5月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買い。幼馴染、中学一年から高校三年になる迄。なつめは自覚無しでも傍目からは媚びてる風にしか見えないしホント何考えてるか分からない。かけるも興味ないくせに好きでも無い女子と遊んだりして誠実じゃ無い感じがとても嫌。二人の関係が難し過ぎて、まだ心が幼い二人だから仕方ないのかもだけどフラフラし過ぎてて半分辺りでキツくなってしまった。そしてラスト…救いのない終わりは辛いのに涙も出ない展開でかなり不完全燃焼です。
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儚さ
2017年3月9日
十代特有の揺らぎに情動。曖昧さと痛み。そして迎える突然の、絶対的な…別れ。蜜月も長かったので、どう受け止めていいのか、戸惑ってしまいました。勝手にハッピーエンドを期待していたので。なんだか、人生って虚しいな、とさえ思ってしまいました。

普段、読むのはライトノベルがせいぜいな私には、少々退屈に感じてしまいました。物語が進んでくると物語の進行よりも、長めの考察や詳細な描写が大半を占めてきて、もどかしい。「文章」を楽しむ習慣がない私には不向きだったようです。

中立、の意味で☆3にさせてもらいました。
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作家名: 阿賀直己 / ぱち
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: ルナマリア