ネタバレ・感想ありテレヴィジョン・シティのレビュー

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死ぬまで読み返す
2024年1月3日
子供の頃に読んで、学生時代に何度も読み返して、大人になってもまだ読み返してる。ハマる人はそのくらいハマる小説だと思います。初めて読み終わった時はしばらく放心状態で、その後も長いことこの小説について考えてました。子供の頃は内容がよく解らず、考察サイトなどを見たりしましたが、大人になって読み返して「あー、これってそういうことだったのね」と思うところもあれば、もうこれは永遠に謎にままだわと思うところもある。まさに長野ワールドです。
イーイーは長野ファンにとって特別な少年ですが、個人的には定期的に登場する記憶障害を起こす前のアナナスの人格を推します。あのギャップにやられる。
何度読み返しても、
2019年8月9日
手に取れるモノが一致しない。ただ、読了後の寂寞とした心持ちは変わらず、また、忘れ掛けた頃に読み返してしまう。彼らが望んだものはきっと合致するのに現実では違ってしまうのはきっと、そこに在ったモノだけが本当だったからなのだ、と初めて読んだときから思い続けている。
長野節が鋭く利いていて、好みが別れるであろうこの作品を自分が変わらず愛していることに安堵するくらい古い作品ですが、いや、もう、本当に、今も代わりなく、大好きです。
声を大にして言いたいことは、自分はイーイー一択派だ、と。
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