ロクデナシシリーズ2作品のカバーイラスト、作品を読むまでずっと甲斐х里和さんだと思ってました。まともな千里くんも里和さん相手には狂わされるってことでしょうか。甲斐が一目惚れしていくら里和さんに狂っても、プライドが高くてノーマルな性癖で倫理感の強い常識人の里和さん相手では最初から成就しない恋ですよね。しかも甲斐は里和さんの男としてのプライドを何度もズタズタにしてますし、同情するところの全くない不条理なキャラでも報われないBLキャラには多少なりと同情心がわくはずなんですが、なぜかこのロクデナシ甲斐には全く同情心の欠片もわきませんでした。こちらに繋がる電子化されていない関連作品(甲斐х設楽の馴初め編?)で、甲斐がおもいっきり里和さん似の妻子持ち男性を漢字でつよいという字と女女女のピラミッドして脅迫して漢字でつよいという字と女女女のピラミッドしてと、兎に角、本当に気持ち悪かったです。里和さん似の被害者はかなりの数にのぼると思われます。鳶に油揚げで里和さんを千里くんにもっていかれたのも甲斐の自業自得ですよね、甲斐が里和さんと千里くんを出逢わせて結びつけてしまったんですから。甲斐が酷ければ酷いほど、甲斐によく似たまともな千里くんが里和さんには何倍も良く見えるわけで、家族愛でも、弟でも、恋愛脳でない里和さんが絆されて幸せを願ったり可愛いと思ったり体を許したりしてる時点で、里和さんは千里くんのことをとても愛しているということなんです。まあ、甲斐は死んでも里和さんを諦めないでしょうけど、設楽の甲斐への監視体制の強化に多少期待してみましょう。まあ、無理でしょうけど。