ネタバレ・感想あり小説花丸 ミミとシッポとキミと恋のレビュー

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好きです
ネタバレ
2023年4月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても良かった。2巻の終わりから3巻前半、オルトが撃たれ、メリルは自分の生い立ち、優しい養父母に愛されてはいるけれど身体の弱い義妹であるコレットの話し相手であることがこの家で生きていく為の自分の存在意義だと思っていたから咄嗟にオルトではなくコレットを選んでしまう。本心はオルトが心配で堪らないのに体調を崩してしまったコレットを放ってはいれない。そんな葛藤を抱えながら長い長い夜を過ごすメリル。もうここには来ないと諦め、自分の恋心に蓋をする決意をする。それでも心の奥でもしかしたら来てくれるのではと期待をしていた時獣の姿のオルトが姿を現す。大怪我をしたオルトが回復が遅くなったため獣化してしまったのは自分のせいだと自分を責め、自分と一緒に森で生きて行こうと言うオルトの切なすぎる言葉に素直に頷けず別れを告げてしまう。それから衰弱していくメリルをコレットや養父母が苦し気に見守る。もう生きていくことすら諦めかけた時オルトが現れ、改めてプロポーズ。もう涙が止まらなかったです。ハッピーエンドで良かった。番外編と2人の蜜月とその後、可愛いベイビィたちが見れたら良いなと勝手に妄想しました。是非、書いてほしいです。
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可愛らしいお話
2022年7月22日
人と獣人の共存する世界での、お話。
実の両親から捨てられて孤児になった主人公ですが、とてもステキな里親と妹、お屋敷のみんなに健やかに育てられて、穏やかな生活しています。
偶然出会った番の彼!彼の恋のアピールも優しくてとてもステキ。
ホンワカしたままあっという間に読めますが、読後感も暖かいです。サラッとモフモフ読みたい時に。
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作家名: 椿めい / 幸村佳苗
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 白泉社
雑誌: 小説花丸