ネタバレ・感想あり略奪者の純情のレビュー

(4.0) 4件
(5)
0件
(4)
4件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
受けを嬲る描写がちょいしつこい
ネタバレ
2021年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校まで仲が良かった響生と荒賀。荒賀は家業を継ぐべくヤクザになり、荒賀にはヤクザになってほしくなかった響生の2人は高校卒業を機に仲違いします。が、10年後に再会、また時間を共有する事になるのですが‥。
響生の境遇を考えたら誰にも頼れなかった少年が、唯一頼れる大人として社長に心酔するのは十分理解できまして。心酔する相手に身も心も尽くしたいと思うのが本人の幸せなんでしょうけど、側から見ると洗脳された人の危なっかしさや厄介さが伝わってきてヤキモキしました。また、洗脳された響生を見捨てられない荒賀は、響生を取り戻そうと画策するも何故にあんな無体を強いるの?と響生が可哀想になっちゃって。しかも、響生を嬲る描写がしつこかったので、だったら社長をもっと社会的に抹殺してズダボロにして欲しかった。響生ではなく。。
荒療治的に響生を覚醒させてようやく大団円となりますが、荒賀のヤクザ的なお仕事はありません。ひっそりやってるみたい。私はヤクザなお仕事も好きなので、もうちょいバイオレンスな場面も欲しかったです。エロの描写は流石のバーバラさん、相変わらずねちっこくて胃もたれしました(笑)
はい
2021年3月24日
もうストーリー的には王道ですね。幼馴染でヤクザの子供と一般の子供が再会して反撥しながらも気持ちを通い合わせていきます。そこにブラック企業の労働内容がからめていて面白かったです。
ブラックな話。
ネタバレ
2017年10月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めがやのつく仕事の人だけど、バイオレンス部分はないです。序盤から主人公が働いている会社の社長がなんだかあやしいので、攻めが主人公に嘘ついてるシーンあるけど、主人公を守りたいためなのかな、と安心して読めました。ブラック企業勤務の主人公は社長に洗脳されているようなものなので、洗脳された人の思考ってこんな感じか!というのが読んでて面白かった。
意地悪度がもう少しほしいなぁ
2017年1月20日
バーバラ先生の本は基本好みなので読むのですが、この作品に限っては誰もレビューを書いてないので買うのを躊躇っていました。
けど結局買ってみたところ最初は受けの仕事に対する姿勢に感激したのですが、だんだん会社のブラック加減にいい加減気付けよと思えてくるほど読んでるこっちがイライラして疲れました。
けどブラック企業の話を長々と読んだ後、色々誤解が解けてくっ付いていく2人の関係性に後半から読み進める手が止まらなくなりました!
欲を言えば攻めがもう少し意地悪だったら良かったのにと…いつものバーバラ先生の作品の攻めに比べて今回は優しかったので、強引差というか暴君差はあまりなかったです。
先生自身もあとがきで書いてますが、幼なじみだからあまり意地悪には出来なかったそうです。
若干の物足りなさはあるけどハッピーエンドで最終的には受けも可愛かったので満足でした!
レビューをシェアしよう!