ネタバレ・感想あり隻手の麗人 ―義兄ハ虜ニ堕チル―のレビュー

(3.0) 3件
(5)
1件
(4)
0件
(3)
0件
(2)
2件
(1)
0件
運命の出会い
ネタバレ
2022年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。
第一次大戦後頃の日本で、ヒロインは伯爵家の次男に嫁入りした元武家の娘、ヒーローはその伯爵家の長男でヒロインの義兄です。
ヒロインの夫は早々に戦死してしまってほとんど出てこず、ヒーローが父親の遺言でヒロインと再婚するところから始まるので、ドロドロ不倫ではありません。
ヒロインは清楚な初々しい乙女として登場しますが、伯爵家の男たちに翻弄されてダークな面が出てきます。遺言も、もしかして...
ヒーローはタイトル通り隻腕ですが、まさにパーフェクトな男で、ヒロインのダークな面もひっくるめて愛してくれます。
この作者さんらしくエ.チも充実していて、エ.チになだれ込む前の2人の焦燥感というか待ちきれない感じにドキドキします。ヒーローがエ.チの時は子どもみたいに夢中になっちゃうのもかわいかったです。
挿絵はちょっと拙い感じで、ヒーローのかっこよさ、ヒロインの美しさがあまり伝わらない絵柄だったのは残念でした。
これなら挿絵はないほうがよかった。
文章だけで☆5点です。
いいね
0件
これは・・・
2017年7月11日
大好きな作家さんなんですが、この作品は私にはちょっと過激すぎるというかハードルが高すぎました。
最初と最後のシーンはロマンスっぽくてよかったんだけど、途中の展開がぶっ飛びすぎ。
表現力・描写力に優れた方なので、臨場感ありすぎて途中何度か挫折しそうになった・・・
読後かなりモヤモヤです。
イラストはないほうがいいんじゃない
ネタバレ
2017年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ とりあえずのツッコミどころはイラストが全く良くない。ないほうがかえって先入観がなくて良いのではないかというくらい。
時代背景は明治か昭和か。あの時代背景の小説ってそれだけでもいやらしい雰囲気1.5倍増しですよね。
肝心の内容も、とてもいやらしく、なかなか実力のある作者さんだと思いました。
ここまでならイラスト抜きで、星5つあげたいくらいなんですが、話数が進むにつれ明らかになるヒロインの過去が私的にはドン引きで、この評価となりました。
レビューをシェアしよう!
作家名: 吉桜美貴 / 嘉弖苅悠介
出版社: PGC
雑誌: DeNIMO