ネタバレ・感想あり明暗のレビュー

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未完の大作
2024年9月21日
未完で長いので、それが無料で読めるというのは魅力的です。挫折してしまいそうになりますが、意外に読み進めていくとハマって、一気読みしてしまうかもしれません。読後は未完なのが残念という気持ちです。他の作家が続きを書いているそうですが、正直、読む気になれません。
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人間関係の様子に注目
ネタバレ
2023年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漱石による未完の小説であり、書かれている部分のみに注目すると、心の中の比較的暗めな要素(例えば疑心暗鬼や確執など)が重点的に表現されているのですが、果たしてその先に作者はどのような展開を描こうとしていたのか、想像が膨らみます。主人公である津田の家族一人一人の様子が細かく表されているところから、自分としては、きっとその後の言動も引き続き追っていこうとしたのではないかと思います。不安定な人間関係に着目し人の心理をよく考えようとしている特徴は、現代を生きる我々にも深く考えさせられる内容だと思います。
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未完
2021年9月3日
未完だとは知っていたけど、やはり最後まで読みたかった…、残念でなりません。言い回しは古臭いけど、それが現代作品ばかり読む者としては新鮮な感覚です。実在の有名な方がモデルと言われていて、その点でも興味深い作品です。
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作家名: 夏目漱石
出版社: 青空文庫
雑誌: 青空文庫