このレビューはネタバレを含みます▼
哲学的な矢吹駆が殺人事件に挑む。
世にいう探偵とは違うけど、フランスにいる学生矢吹。
常に冷静で、不愛想だけど、ときどきジョークも使う。
なんともミステリアスな青年です。
そして、この事件の渦中にいるヒロイン・ナディア。
警視の娘で、気性もはっきりしてるけど、今回の事件は、追い詰めたことによって、
人が死んだ後味と、どうしようもない怒り。
ラストで駆にぶつける言葉とか、彼女が言わざるをえなかった気持ちを考えると、なんとも言い難い。
海外作品かなと感じるくらい、異国感があります。