ネタバレ・感想ありCOCORA 自閉症を生きた少女のレビュー

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世界観
2023年5月4日
自閉症の筆者の体験がえげつない。自閉症の人たちの視点で見る世界というのは面白かった。勉強になった上に視野も広がった。
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😌
2017年11月17日
ところどころ自分に重なる所があってつらくなりました。読んでいると精神的にきます。
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感動
2017年9月27日
たくさんの人に読んでほしい。
文章も表現も素晴らしい。
勉強になりました。
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ひどい。
2017年3月23日
自閉症に理解のない家族、担任、クラスメイトからのひどいいじめや軽蔑、読んでいて心が痛くなりました。
もっと多くの方に読んでもらい、自閉症に対する理解を広めてほしいと思いました。
長い作品でしたが、とても読みやすかったです。
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共感しました。
2017年2月28日
自分の小さい頃にそっくりで共感しました。
私も自分の中に“人”を飼っていて、その子とよく会話してました。
自分の中にいるその子とだったら饒舌になる私でしたが、現実では問題児。
劣等感ばかりが募り、生きる希望を無くします。
ふわふわと漂う自分という物体、当時は痛みすら鈍感だったと思います。
「死ね」と言ってきた同級生に対し、「だったら殺してよ」と言う始末。

勉強も運動もできない、すぐに癇癪を起こす、そんな私は中学すら行けないのでは…と思われ、高校までエスカレーター式である私立の中学に入学。
当時はどう振る舞えば良いか、癇癪を起こしてはダメという概念ができていたため、そこそこ友人ができました。
“落ちこぼれ”というレッテルを持ったまま中学時代を過ごしましたが、高校になると環境が変わり、成績も少しずつ向上。
小さな部活ですが先生から部長を任されるほどになっていきました。

それでも自分というものを見失っていた私は、自分のことを知りたいと思い、大学で福祉を学びます。
発達障害等目に見えない障害の勉強をし、なんとなく自分の特性が見えてきました。
社会福祉士を取得し、今は重症心身障害児が通所する放課後等デイサービスにて勤務しています。

この本を読んで何か懐かしさと、改めて何かしらのハンデがある方にできることがあるのでは、と感じさせられました。
ありがとうございます。
たくさんの人に読んでほしい
2017年1月30日
この本をきっかけに自閉症を知ってもらえる。とても嬉しいです。
内容は壮絶。筆者が受けてきた暴力、精神的苦痛、葛藤。
自閉症の人が出来ない事、苦手な事、その時どう感じているのかを理解することができます。
私の家族も自閉症です。本人が、どう感じているのか知りたかった部分が記されていました。

この本に出会えて本当によかったです。
辛い記憶をこと細かく書いてくださって、ありがとうございます。 と筆者に伝えたいです。
素晴らしい表現力
2017年2月25日
アスペルガーの方は細部まですべて記憶しているというがまさにその通り。幼少の頃の記憶がまさに今、目の前で起っていることのように鮮やかに描かれている。一般人にはなかなか想像できない彼女の世界が広がっていた。もちろん、自閉症のすべてのケースに当てはまる訳ではないが、理解を深める一助になると思う。おすすめしたい。
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すごい作品です。
2017年2月8日
自閉症, アスペルガー, ADHD,,, 最近よく聞くようになった単語達ですが, 詳しくは知りませんでした。もちろん, 当事者や当事者の周りの人達がどう思い,どう生きているのかも。ゴーストライターがいるんじゃないかと思わせる程の文章力にまずびっくり。小学生の時の事なんてあんまり覚えていないんじゃないかと思うのに, 事細かに綴られる記憶力のすごさに2度びっくり。色んな事を考えさせられる作品でした。
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惹きつけられました
2017年2月5日
この本のすごさは、著者が自分の経験を振り返り、それを年月をかけて分析し、何が起きていたのかを理解しながら、当事者ではない第三者である読者に向けて、客観的で明解な説明ができていることです。
著者の記憶力、そして豊富な語彙を駆使した緻密な情景描写に、文章に惹きつけられながら読みました。幼いころに著者が受けた心無い言葉や暴力は、まわりが不理解だったからという理由だけでは片付かないほど辛辣で、心が痛みました。それでも時折、著者の幼少期に登場した理解ある優しい心を持った大人たちの存在は大きかったのではと思います。
この価値ある本を形にしたのは、著者の文才、きちんと物事を整理して考えられる思慮深さや勇気だと思います。多くの人に読んで欲しい大作です。
理解が増えると思います
2017年1月30日
小学校の支援学級を手伝う機会が多いのですが、自閉症の子供達がこういう感じかたをしているのか!や、わからなかった事が納得できたり、すごく勉強になりました。今でこそ若い先生たちは教育を受けてある程度の知識をお持ちですが、ベテランの先生ほど理解が届かないように思います。こういった子供達の理解者が増えていけば良いと切に感じます。
無知って残酷...
2017年1月29日
個人差もあるんだろうけど、自閉症という病気を抱えた人の心がここまでとは思わなかった。
知らないというのは本当に怖い。
主人公の両親や祖母、1年生の時の先生があまりに酷く、最低な人達だと思ったが、そんな彼らも知らなかったせい?病気だとしって、それがどんなものなのか理解していたらもう少し違っていたのだろうか?
結局当事者でない自分はきれいごとを言うけれど、自分が関わる立場ならどうなのだろう?
カッとなったり、自分でも気付かないうちに傷つけてしまったりするのだと思う。
この本に出会えて良かった。たとえほんの一部だとしても知る事が出来て本当に良かった。
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相互理解と依存は別物である
2017年2月17日
文章は表現力豊かでキレイ。自閉症(高機能含む)の人の強みである、色彩や音楽まで目に浮かびそうな素晴らしい表現力です。(*勿論全ての自閉症に当てはまる訳ではない)読者としては非常に複雑な気持ちになる作品です。内容より受け取り方に対して。高機能自閉に多い特徴として、健常者とは感性も現実認識も全く違います。(そもそもそんなもんみーんな違うのですが、健常とされてなんとなくやれる範囲を逸脱しているという事)それが悪い訳ではないですが、言い換えれば当人らにとっての事実が相手にとっての事実と大きく異なる可能性もある訳です。大衆は善悪白黒を二分化して、自分を善白被害者側に置くのが好きなものですが、それは無意味だし理解とも愛とも異なるものかと。他サイトの感想を見ても、健常の読者は「自閉症は可哀想・主人公を苛める○○は悪・理解してあげなきゃいけない」、非健常の読者は「理解されずワガママ扱いされる可哀想な私達の真実を健常者は理解して」といったものが多く、何も解決しないかと。「理解してあげなきゃ」と酔っぱらう健常者も大半は3日で忘れるでしょうし、健常とされる人の中にも病的な人はゴロゴロいますので、専門知識もないのに依存心や欲から溺れている人間に安易に手を出した末、逆切れ・共依存→共倒れになるのが目に見えてます。非健常者は非健常者で、境遇で致し方ない面もあるにせよ、自己憐憫と他人任せ意識が強い人が多いです。健常者は何でも簡単にできるように思っており、こんなに可哀想な障碍者の僕私を温かく助けてくれて当然と思っている節があります。実際は健常者だって大抵、大した能力はないのです。自己評価の高さから己の能力不足を認めたがらず、何でも非健常者の自己責任にしたがる健常側にもおおいに問題有ですが、他人、それも(自分にとって)迷惑をかけてくる相手から助けてなんて言われても応えられる能力なんてありません。さて、健常者と障碍者の違いってなんなのでしょう。健常者でも、作者のような文章を書ける人はそういません。健常者は可哀想な障碍者を助けてあげなきゃいけないなんてのは、どちら側が思うにしても傲慢で情けない事だと思います。この本の周囲からはお約束のように「理解を」と聞こえてくるのですが、彼らの言う理解とは何の事を指しているのでしょうか。
横書きなら…
2017年1月28日
ー他人の顔が判別できないー これだけでも興味はあったんですが横書きなら読みやすかっただろうけどパッドなので縦書きだと文字が大きすぎて読みにくく途中で断念
横書きにする機能があったらすみません
悲しすぎる…
2017年1月27日
同じ人間なのに、こうまで違う感覚で、世の中、自分すらがうまく分からないで、辛い想いばかりの主人公。でもこれは現実で極度の自閉症の人達はこんなに辛いのかと悲しくなりました。遺伝性がつよいと聞くので、主人公の両親も普通ではなかったんじゃないかと思い、更なる悪循環の環境だったんではといたたまれません。そしてそれに代わる先生によってもこんなに違うんだと、先生や周りの人達の重要性もとても感じました。自分にも思い当たるふしがあるので、色々考えながら読みました。もっと世界にも理解が深まって、暮らしやすい社会になってくれるといいです。
うーん
2019年10月5日
なんだろう、すごくモヤモヤします。
作者の吐き出し口…のような…
タイトルと表紙にちょっと騙されました…
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表紙怖い
2017年1月28日
って思いませんかみなさん、話の雰囲気を出したいのは分かるけども
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作家名: 天咲心良
出版社: 講談社