このレビューはネタバレを含みます▼
まず、帰国子女≒組織で上手くやるのが苦手で空気は読めないって何時代の帰国子女像ですか?私も人生の3分の2以上、ヨーロッパからアジア、アフリカまでずっと海外で育った帰国子女ですが、作者の謎の思い込みには辟易しました。帰国子女の登場人物≒グループで1番の変り者って、あまりにも使い古されたキャラクタ設定に呆れ果てて苦笑すら漏れました。そんな作者と編集の器の浅さが透けて見えるがごとく、みんな色々あっても本当はいい人だよね!っていう暑苦しさと謎の偽善性に溢れていて、この作者と編集の方は人生イージーモードの幸せな方たちなんだなということだけがよく分かりました。