ネタバレ・感想ありスタンレー・ホークの事件簿【全4冊 合本版】のレビュー

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サスペンス小説としても
ネタバレ
2019年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ これまで読んだBL小説で、自分の中での最高峰が『アレキサンドライト』です。
同じ著者ということで手に取ってみました。
サスペンス小説としても面白く、笑えるシーンもあって、読みやすかったです。
先を読みたくて、濡れ場は一部すっ飛ばしました。
そのくらい、読ませてくれる力量のある作家さんです。
主人公スタンレーは、ちょっと幼稚ですが、魅力的な男だと思います。
金持ち2人(ロスフィールドとジン)はどこかズレていて、読んでいてちょっと冷めてしまう瞬間がありました。
その他、取り巻きがやり手ばかりで、そこも小説として痛快でした。
時間も忘れるほど
2019年5月5日
オススメしたい一冊です。変化する三角関係も面白いしサスペンスとしても楽しかった。主役3人のうち2人が名家のお坊ちゃんなので上品で優雅な雰囲気が終始漂っていました。でも泥だらけになったり素っ裸になったりするので上品なだけではありません。4冊の中には短編もありますがストーリーが繋がっているので読みやすかったです。
いいね
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4冊だけかと
ネタバレ
2018年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 未だ完結では無かった!のビックリ顔レビですよ。過去が結構エグかった。輪廻転生を経て現在の愛し合う二人にスタンレーが加わって事件を解決しながら繋がりも深くなってく、3人のプレイは画がかれて無くて残念…。かなり利用されてるスタンレーの想いも少しずつ解消されてくのかな?事件も解決せぬままで続きが読みたいです。
面白い!
2017年11月2日
一冊ずつ配信の時に購入して読みましたが、とても面白かったです。ストーリーがしっかりしてるので、ミステリーサスペンス警察小説好きな方には特にお薦めです!
冷たいだけの男かと思っていたロスフィールドの人間性に触れると彼がすっかり可愛くなり、スタンレーやジンとの三角関係の展開にも期待や萌えが感じられBLの楽しさもちゃんとあります。事件は凄惨ですけど。
読み応えあります。エロだけじゃない小説としても楽しみたい方、ぜひ!!
面白いです!
2022年12月17日
不良刑事スタンレーと、降霊術が使えるロスフィールド、そしてその恋人の精神科医ジン・ミサオが数々の怪事件を解決するミステリー小説です。
男3人の倫理観のぶっとんだ奇妙な三角関係が官能的ですごく良かったです。
翻訳ものみたい
ネタバレ
2023年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、序盤は文体が少々読みづらいですね。6フィートとか150ポンドとか、いやcmとkgで書いてくれよ。漢字もあまり馴染みのない字が使われがちで、随分とカッコつけてるなという印象でしたが、徐々に文体にも慣れてきて2巻からは面白くなってきました。
さて、タイトルにもなっているスタンレーがどんなハードボイルドなワイルド刑事かと思いきや…彼は大して活躍してません笑 無骨でカッコよい感じだったものの、まさかの後半ブレブレでまさにヘタレ刑事です。ロスフィールド警視のサイコメトリー?憑依、感応と色々能力ありすぎてもはやよくわかりませんが、彼のお陰で事件解決できてます。精神科医ジンとの三角関係も…そもそもジンの画策なのに嫉妬で暴走しちゃった上に、スタンレーの胸にドラゴン彫っちゃうとかめちゃくちゃやらかしすぎでコワいわ。そもそもこのお二方は仕事休みすぎでしょ。ちゃんとお仕事しなさいよと。
美ツンロスフィールドのヒロインポジにもですよねーとなりますが、ロスフィールドを慕うジンがまるで崇拝者のようだったり、嫉妬にとち狂っていくスタンレーは節操がなさすぎてマグナム発射しすぎでしょ。しかもジンにまで…堪えなさいよ、けしからんよといきなりのぶっ込み展開でツッコミ所ありすぎてね。いやはや暴走がとんでもないです。荒ぶりがすごい。未完ですので犯人も気になるし、3Pも匂わせなのか?フフフ…続編あるかは分かりませんが、もしあればのんびりと待ちながら行く末をしかと見守りたいと思います。
あーあ
ネタバレ
2018年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後の最後でそこの2人がヤっちゃうのかーとがっくりきました。事件も解決せず尻切れとんぼで終わります。
事件簿はこれで終わりなのですか⁇
ネタバレ
2023年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛だの嫉妬だの泥々した感情なのにその表現が何だかさらっとしていて強い心の動きを感じることの出来ないスタイリッシュな感じの文章で三角関係、時には四角関係が書かれていて違和感があります。何だかあまりにも大人の関係のそれも表面的なものしか見せて貰えなかったように思えてしまうのです。警部補の献身、私には理解出来ないです。そこまで警視に肩入れする理由は何?3巻の事件、解決したのでしょうか?舞台女優の犯人は画家で自分のコレクション用にその他の人間も殺している、でもそれとは別に臓器目的の犯罪組織がある、であってます?で4巻のあれで完結なんですか?犯人示唆があり、さぁ調査しましょうで終わりだなんてあまりにも中途半端では?恋愛小説としてもオカルト/推理/ミステリーとしても私にはしっくりこない作品でした。
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作家名: 山藍紫姫子
出版社: KADOKAWA
雑誌: 角川文庫