ネタバレ・感想あり新装版 私説三国志 天の華・地の風のレビュー

(5.0) 4件
(5)
4件
(4)
0件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
熟年カップル
ネタバレ
2024年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全巻読破しました。こんな三国志があるとは知らなかった。カップリングは1巻が周瑜と孔明、3巻から最終巻まで魏延。魏延とは死ぬまでなので、けっこうな熟年カップルですな。
間違いなく歴史モノBL一位の傑作
ネタバレ
2020年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ これを知っているが故に近頃のBLには物足りなさを感じる。
歴史の重厚さ、心、体、武将たちの命の重み、その錯綜はどこも激しく濃厚で、と書いていても表現の語彙力が全く足りない。今の小説にはない重みがある物語。
表紙はいまみても美麗。そしてラストは当時、度肝をぬかれた笑

個人的に間の楔の若い人の感想を読むのが好きなので、こちらも是非若い人の感想が読みたい。ジャンルをBLに置き直して若い人の目にとまるようにしてもらえないだろうか。ひっそりとしすぎている。

あと当時STOP劉備君という4コママンガがあってたびたび江森三国志を楽しくいじっていた。併せて楽しんでほしい
長かった
2019年2月16日
江森三国志をはじめて読んだのが高校1年、16歳のとき。
いやー、ハマったハマった。わからない漢字や言葉はすべて調べ、三国志演義も読み漁りました。
あの頃は、孔明になりたかった。

あれから30年以上がたち、耽美と背徳の薔薇の世界は、BLという明るいものになり、私も普通のおばさんと化していました。
でも、江森三国志を忘れることが
できなかった。

多分、今のBLとは似て非なるもの。
影に隠れて、月の光で読むみたいな感覚は
もはや望むべくもないのかもしれません。
そして、私の感性もすっかり錆びついたことを再確認させられました。

もし、三島由紀夫や森茉莉、澁澤龍彦、中原中也、江戸川乱歩が好きなら、読んでみてください。保証はしませんが…。
レジェンドです、、
ネタバレ
2018年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 歴史的背景、登場人物の多さ、人間関係、圧倒的な情報量で頭をぱんぱんにしながら読みました。フルオーケストラ聴いたくらいの満足感と達成感があります。
20年前にも一度読んだことがあるのですが、こちらは新装版。
あまりにも麗しい天才軍師孔明さんのトラウマありつつのこじらせ男子っぷりに、ハラハラしつつ、、。
もう、、泣けます。

外伝の地獄編みたいのが、わからなくて、、、。あれ結局どうなったんだろう、、、。
レビューをシェアしよう!