このレビューはネタバレを含みます▼
どうやら舞台作品を小説化した作品のようです。
なので、舞台のファンの方などは面白く読めるのかもしれません。
しかし舞台を拝見していないこちらとしては
・「赤い玉」はなんだったのか?
・結局その後「日本村」はなんだったのか?
・そもそも「日本村」って設定いるのか?
・コメディなのかサスペンスなのか?
・人間関係ってこういうものだよね、というのを描きたかったのか?
・著者は何を伝えたいのか?
読後は「???」でいっぱい。ちゃんと読んでも意味が分からない。
最初は何か、この世界でとんでもない事が起こるのか?日常的な作品なのか?とワクワクしていたのですが、
途中から色んな人が出てきてその人たちが繋がるわけでも何でもない。
ただ面白そうなものを投げっぱなしの作品。そんな印象を受けました。
タイトルの『プログラム』も結局「なるほど、だからこのタイトルにしたんだ」ともならない。
うーん、時間とお金、返してほしい。