もう大大大好きすぎて何度も読み返している作品です！
乙女ゲームに転生してしまったリジーアが、破滅が約束されている悪役ベルンハルトの婚約者にうっかりなってしまうという転生あるあるでお話は始ます。
でも、この作品が個性的なのは主人公のリジーアが、他の転生ものの主人公達のような非凡な才能など持たない本当に普通の少女だというところです。
それなのにリジーアなんとも魅力的なんです！
私的転生もの主人公で一番友達になりたいキャラです！
作中のキャラ達もいろいろ思惑を持ってリジーアに近づいてくるのに、最終的に本当に友達になっちゃうくらい魅力的なんです！
そしてリジーアに魅了された筆頭のベルンハルト（笑）
そんなリジーアがベルンハルトのためにできることは多くはありませんが、愛情と信頼と誠実さを持って誰かが側に居てくれるということが、こんなにも人の人生を変える力があるんだという感動にいつも胸が熱くなります。
特に私は2巻の一番最後のほうで描かれる、ベルンハルトが本当の意味で救われるシーンが大好きで、ぜひぜひそこまで読んでほしいです！
もともと私はこの作品に「小説を読もう」というサイトで出会ったのですが、そのサイトにはその後の二人の様子などの短編がいくつかあるのでおすすめですよ！
中でも特におすすめなのは、作中謎多き人として出てきたルーカスの若かりし日を描いた作品です。
なんともいえずほろ苦い大人味の恋物語で、こちらを読んだ後にもう一度本編を読み返すと、また違った視点で読めてすっごく楽しいです！
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