ネタバレ・感想あり出版禁止(新潮文庫)のレビュー

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読みやすいし、色々な仕掛けあり
2020年11月18日
スラスラと読めました。
最初のうちは重い雰囲気ですが、途中からスピーディーな展開で楽しめました。
作中に様々な仕掛けあり、読み終わった後に感心しました。
是非ネタバレ無しで読んでもらいたい名作です。
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あっという間に読めました。
2022年7月30日
ラストにいたるまで、どんな仕掛けがと思いましたが、
なるほど、自分の想像とは違った展開で、面白かった。
今回は「心中」をベースに話は進んでいきますが、ああなんとも形容しがたい
読後感です。
これは、やはり興味があったら、前情報なく読むのが一番かなと思います。
私は、はじめて読んだのと、詳しいことを知らないままだったので、
尚衝撃が走りました。
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意味が分かると怖い話×文章版「放送禁止」
ネタバレ
2019年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結構前にフジテレビ系列で深夜帯に放送されていたモキュメンタリー(フェイク・ドキュメンタリー)作品「放送禁止」と言うのがあるのですが、その作品の構成、企画、演出を手がける長江俊和氏の著書です。
映像で見ると「ああ表面しか見てなかった!」ということを文章にすると所謂「叙述トリック」かつ「意味が分かると怖い話」になるんだなぁという印象を受けました。
意味が分かるとそこそこグロい描写があるのですが、「殺戮に至る病」を読んでも平気な人は多分大丈夫。そういうの読まないよ~!って人にはあまり薦めがたい作品かなと。
「ああ、あの場面はやっぱそういうことだったのね」と「放送禁止」好き的には思える箇所もあります。
読んでから「あの~~ってところは、要は~~ってことだよね!?」と語り合いたくなるかもしれません。
長江さん、また「放送禁止」やってくれないかなぁ。この際地上波じゃなくていいから。

とにかく今落ち込んでいてこれ以上落ち込めないところまで行きたい人にはおすすめできるかと思います。
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