ネタバレ・感想あり闇を呼ぶ声 -周と西門-【イラストなし】のレビュー

(4.3) 8件
(5)
3件
(4)
4件
(3)
1件
(2)
0件
(1)
0件

【販売終了のお知らせ】

本作品は諸般の事情により販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

1巻まで
2022年2月23日
私は、「美しい彼」から凪良先生を知ったのですが
その後にヒューマン、ファンタジーと読み
今回がオカルトミステリーです。
本屋大賞受賞は伊達じゃないですね。
美しい彼の大ヒットもあり、ここ数年のご活躍も
納得の文章力でグイグイ物語の世界観に引き込まれて
いくのです。
いろんなジャンルを書きこなし、面白い
作品に仕上げてくれるプロのスキルに敬意払う
ばかりです。

この物語も、霊が出てくるので怖いのですが
関西弁を話す西門「にしかど」のヒョウヒョウとした
性格が怖さを和らげてくれるのです。
陰陽道では、西門はハレの門と言われていますが
そーゆうのも掛けているのでしょうか?

世の理から外れた、深い情を患った人間の
儚い幸せ、そしてそこから起こる犯罪。
全ては、大切な人の死からくる寂しさからくるもの。
人の死とは、生きてる人を時に狂わす程の
出口の見えない深い闇へと落とし込んでいくもの。
周と西門のその後へ続こうと思います。
読み応えあります。
ネタバレ
2021年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 西門も周も読んでる私もへたれ(午後10時以降は怖がりで読めませんでした)なので、くっついてもいません。当然えっちなし。でもいちゃいちゃは楽しめます。
大事な人をそれぞれ亡くし、頑張ってる2人。事件は悲惨で、舞台があちらこちらで展開し、敵(黒い手)は、強力。場面が変わる度に半ニートな周が成長していきます。
西門が関西弁で考え方も周と正反対なやりとりが笑いを誘い、怖さを半減してくれました。
周と西門シリーズ1
2019年12月28日
ホラーの種類も様々ですがこれは心霊的な話がメインなので苦手な方にはお薦めしません。古くから拝み屋業をしている四辻家は「呼児」と「戻児」が対になり不浄のものを浄化するのですが周と西門はそれぞれが不幸な過去を持ち対の相手がいない状態で出会います。この巻は物語の序章のような印象で恋愛要素はあまりないのですが周が西門と行動を共にしながら怪事件に対峙しながら心の枷を徐々に外していく様子がとても自然でそれを結果的には促している西門もとても魅力的に感じました。
シリーズだった
2022年4月14日
ちょっとホラーなミステリーでBLって感じで読み応えはあるけど、ひたすら甘いのを読みたい人には向かないかも。
ちゃんとストーリーがあってわたしは面白かったです。
いいね
0件
陰陽師?サイキックホラーアクション?
2019年10月1日
この巻は序章。BでLな所がほぼなかったような気がします。最後に周が自分の気持ちを自覚して、西門にフラれると言う、あら?な展開。しかし事件を解決して少し前向きに強くなった周に、西門がぐらついていて、あらら?な展開。BL展開来る?
ミホみたいに一般的な考えから逸脱しても、幸せを感じる人間をおかしいと断罪するのは正しいのかどうか。自分の尺度で図れない気もします。むしろ桜木夫人みたいな盲目的で、他人に厳しく自分に甘い人の方が実害があるような……。
二人ともお互い闇を抱えていますが、若い分不器用な周と、大人な分上手い引き際を知る西門。これからどうなるのか期待。
いいね
0件
物語は安定の面白さ
2019年1月8日
さすがストーリーをちゃんと読ませてくれる作者さんなので引き込まれて読みました。会話のやり取りが楽しく読みながら思わず笑ってしまいます。作者さんが関西の方?だからか関西弁の間とテンポが違和感なく文章になってて凄いなと思います。周がかなりヘタレでイラッとする面もあり、後半の事件解決ターンはやや忙しないし無理矢理感も有りましたが、買って損はない面白さだと思いました。ただBL展開は次巻持ち越しなので次巻と一緒に購入しないと…ですね。
でもラブに進む前の切なさはちゃんと味わえました。
いいね
0件
おもしろ
2017年9月16日
ホラーテイストで不気味な雰囲気でしたが、恐くなくて安心したような、がっかりしたような・・・。ラブぃ何かが始まるかとおもたら「次巻へ続く」だたので、あぁ待ち遠しい!早く読みたいですΨ( ̄∇ ̄)Ψ全然関係ないけど、あとがき読んでちょっと恐くなりました。私もちょっとした不気味な事が・・・
いいね
0件
とにかく読むことにしていまふ
2017年9月30日
この作者さんの作品はとにかく読むことにしていますが、
今回はなんだか毛色が違う。
ファンタジーは今までもあったけど、オカルトサスペンスというか...と思っていたら、連作だったのですね。
長いシリーズの一作目となりそうです。
というか、そうでなければ!なんと今回主人公達がくっつきません。恋愛描写もほとんどないと言ってもいいくらいです。
話自体が面白く読めるものなので、こうなったら毎回事件をベースにほんの少しずつ進んでいく恋愛関係で、がっつり楽しませて欲しいです。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 凪良ゆう / 梨とりこ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: プランタン出版
雑誌: プラチナ文庫