ネタバレ・感想あり聖徳太子の「未来記」とイルミナティのレビュー

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大胆な歴史ミステリー
ネタバレ
2026年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ モーツァルトの「魔笛」から、フリーメーソンやイルミナティ、そして聖徳太子へ――一見すると遠く離れた事柄が、ひとつの謎を軸に結びついていく展開が興味深い

音楽史や日本古代史だけでは捉えきれないテーマを大胆に横断し、点在する情報を丹念に拾いながら独自の仮説へと組み立てていく筆致に引き込まれる
史実として確定された事柄と、著者がそこから導き出す解釈との境界を意識しながら読むと、より面白さが増す一冊
「未来記」とイルミナティの結びつきについては、もう少し踏み込んでほしいと感じる部分もあるものの、そこへ至るまでの考察そのものが読み応え十分
モーツァルトという世界的音楽家を入口に、日本史の謎へと視線を向ける発想もユニークです

歴史、音楽、秘密結社、古文書――異なるジャンルをつなぎ合わせた大胆な歴史ミステリーとして、知的好奇心を刺激される一冊
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