猫のかわいさがあまり伝わってこなかったし、ほとんど攻めさんに怯えてる姿で(攻めさんは猫好きなのに)可哀想になりました。猫好きにはあるあるなところもありますが、ほぼ人間関係に重点を置いているかと思います。攻めさんも会社の人たちもどこかで見たようなリアルな性格と人間関係で、心情描写も良かったです。攻めさんのような人は個人的に嫌いではないですが、恋愛としては好きにはならないでしょうけど。
この作者さんの別の本(追いかけようか)は面白かったのですが、この本は「こんな文章書く人だったかな?」というような感じのところもありました。
猫を期待して購入したら、ちょっとがっかりしたのでこの評価です。
本編が155ページまで、その後が238ページまで、あとがきの後に短編があります。(今気が付いた!)