この作者さんを検索したところ「宮崎駿に人生を壊された女」という題名で本を出されているようです。
真面目な人で、マンガが好きで、人に利用されていることに気づけない…。他人を利用するとか、自分を守るために強かになる(したたかって、強くなると書くんですね)とか、そういうことがない。
単純に、純粋に、大人になったから働くと思っていただけなんですよね。そこで徹底的にひどい目に合ったときのことを書かれています。勤めた会社は超ブラックだし(出版社もピンキリで、一番悪いところだったみたいです)、精神を病んだ後にお世話になったグループホームも悪徳グループホームだし…。本当に信用できる会社か?相手か?と、人の悪意を見抜けないんですね。悪意を見抜くのって、人を疑ってかからないといけないんだけど、そんなこと、したことなかったんでしょうね。
身につまされる、というか、作者さんが今は強くなって、幸せであってほしいと思います。