ネタバレ・感想あり旅の途中のレビュー

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スピッツ
2025年1月17日
スピッツについての一冊です。こちらを読むと,色々初めて知ったことがありました。これを読むとまたスピッツの曲を聴きたくなりますね。
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スピッツ結成20周年記念による回顧録
2020年2月22日
日本の音楽界における代表的なバンドの1つであるスピッツ。現在では既に結成から30年を過ぎていますが、本書はスピッツ結成時から20年間(1987年~2007年)のバンドの歩みをメンバー4人それぞれの言葉で書き綴られています。スピッツと言えば、もはや日本で1曲も知らないという人は居ないであろうと思われるぐらい圧倒的な存在感のあるバンドではありますが、そんなスピッツもこの20年間決して順風満帆だったわけではなく、苦難を乗り越えつつ前へ前へと歩み続け、今なおその足を止める事なく活躍し続けている“凄いバンド”だというのが本書を通してよくわかりました。スピッツのファンの方ならば言うまでもなく、プロを目指してバンドをやっている人たちも、趣味で仲間と楽しく音楽をやっている人たちも、スピッツがどのような道を辿って来たのか、ぜひ本書を読んで知ってもらいたいと思います。そして、本書を読んでから改めてスピッツのシングルやアルバムにじっくり耳を傾けてみる事をおすすめしたいです。
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旅の途中
ネタバレ
2020年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4人の出会い、学生時代のあれこれ、時代背景、音楽に対する直向きな思い、演奏技術の向上の努力、慎重に考慮した契約のこと、ヒット作品を連発して思いもよらない出来事。デビューから20年間の軌跡です。(レコーディングの悩みはいろいろあるものの、作詞作曲の産みの苦しみの記述が無いのは、泉のように涌き出るのか、日光や雨のように降り注いでくるのか、取るに足らない悩みなのか…)仲間、スタッフやプロデューサーとの出会い、刺激を受けたバンドやアーティスト、ライブ活動、手応え、気付き、苦しさも葛藤もありありと感じさせられます。
既に決定して覆せないと伝達されてベスト版を出すことになった件は混乱や怒りややりきれなさが相当あったのではないかと思われます。

この本で語られた活動期間から12年たった今、新曲はどこか懐かしいメロディーで心に響く詞、過去の作品はどれも古さを感じないし何度でも聞きたくなります。4人の見た目の若々しさと、変わらない伸びやかで優しい歌声と演奏の心地よさは、充実した穏やかで緩やかに年を重ねた感じです。
『SONGS』で、マサムネさんが「音楽をやりたいのではなくバンドがやりたいんだ」と語っていたのが印象的でした。今だに演奏前のトークも苦手だそうで大御所なのにどこか初々しさも感じられます。
スピッツの20年
2020年3月26日
スピッツの20年の歩みが語られています。読むにつれ、素敵な歌たちの背景にこんなことがあったんだ、と改めて曲を聞きたくなりました。
少し前に30周年を迎えましたが、これからも素敵な歌を作り続けてほしいです。
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