ネタバレ・感想あり君の王国 孤独な王子と溺愛従者のレビュー

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手探りな愛情
2018年1月14日
ネット小説を書籍化した作品です。世界観としては中世ファンタジーが近いかと。短編で話が進んで行くので大きな山場は無く、ちょっとした日々の事件の中で、主人公の王子(リヒト)と従者(フェルナン)の心境の変化が話のメインかな。従者の正体は早々に明かされます。二人の心境は丁寧に書かれていて良かった。伏線的なものはほぼ無く、ストーリーにはもう少し深みが欲しいところ。片付かなかった問題も有るしね。ちなみに、朝チュン…夜チュン?(笑)表紙イラストで大々的にアレが書かれて無いのが、意表を突かれて良かった。エロは有りませんが、ファンタジー風味世界で、もどかしい恋の苦悩を味わいたい方はどうぞ。
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リヒトが可哀想すぎる!
ネタバレ
2018年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日本の人魚の伝説みたいですね。あれは人魚の肉を食べると不老不死になるっていうのだったけど、生き血を飲む為だけに生かされるなんて、でも、産まれたときからずっとだと、それを悲しいとも感じることはないんでしょうね。でも、これからは周りの人々が大事に優しく接してくれて、今までの分以上に幸せに暮らせることが、読んでいても嬉しく思いました。せっかく羽がある設定なので、もう少しそれが生かせるシーンがあったら尚良かったかな。
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作家名: 高菜あやめ / Kujow
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 一迅社
雑誌: ロワ・ブラン