このレビューはネタバレを含みます▼
絶世の美女で恋多き女優の母親。そんな母親の影でずっと生きてきたヒロインが惹かれたヒーローが一瞬にして母親に恋するのを間近で見て始めて、ヒロインは母親から距離を取ります。最後にヒーローと結婚し妊娠し、新しい家族を持てるようになってヒロインは影から抜け出し、光のあたる存在になります。しかし母親は結婚したことを自分の男を奪ったかのように罵ったりもします。これが現実ならばヒロインは心療内科に通院しなければならなかったような関係です。母親の在り方も到底理解できるものではない小説でした。