このレビューはネタバレを含みます▼
養老先生と名越先生の対談本。
お二人の先生は「つべこべ言わずに森へ行け」とおっしゃっている。その理由は、都会では街を歩いていても意味のあるものしかないから、知らず知らずのうちにその事(それをやる事)は意味があるかないかを頭で考え判断してしまい、職場でも社会でもあの人は意味のある人、あの人は意味のない人と判断してしまっている。
森へ行けば意味のないことで溢れている、風で木が揺れたり鳥が鳴いたり。世の中意味のあることばかりではないし意味がなくたっていいんだ、という話がとても印象に残った。他にも興味深い話が沢山あり、養老先生と名越先生の他の本も読んでみたくなった。