どうしてこうも心を突き動かされるのだろう。
そう思って11巻までを読んできた。必ず涙を流して。
そしてそれは、この巻で分かった。
共感もすれば同情もするのは当然だった。
自分も経験してきた事だったから。
感じていた感覚は文字で見て初めて腑に落ちて……。
だからこの作品は素晴らしいんだと思えた。
人の人生が詰まってるから。
だから物語に出てくる人達が好きになれる。
一人一人が生きているから。
将棋を通して泣けるなんて思ってなかった。
一番かっこいい主人公だと思った。
その他にも描ききれないぐらい思った事が多くある。
この"りゅうおうのおしごと!"を読んでよかった。
頑張れるって勇気をくれるから。