藍川京作品の愛読者のやなぎやこ。本書のトップを飾る氏の「薔薇と女豹」につきレビューします。ヒロインは金も地位もあるいい年の男の愛人という設定。一軒家を買い与えられたのどうのというやり取りの末、若い男との愛人公認のもとでヤる。このレビューの書き方でおわかりの通り、ストーリー運びに趣向も工夫もなく、前後して二人の男とヒロインのプレイに終始。そのぶん性描写は長めで、これはこれで楽しめる。但し題名にある薔薇の存在感少なし。設定に苦心の跡あり。
恐縮ながら他の著者の作品は読んでおらず評価資格なし。ニュートラルの意味で星3つ。