ネタバレ・感想あり時は止まったふりをして(新潮文庫nex)のレビュー

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読み進めていく内に変わる人物像の印象
2018年10月12日
二十代後半の今と高校生の過去が、12年振りの同窓会を期に交差していきます。12年前の文化祭で起きたフィルム紛失事件の謎が、高校時代の青春部分、登場人物達の恋愛部分、紛失したフィルムにまつわるミステリー部分を通し明かされて行きます。時間軸の交差についていけない部分はあるものの、自分の高校時代と比べては懐かしく感じ(4人の関係はいささかビックリ)たり、今の恋愛感を考えて見たり、読後感も良く、色々考える内容でした。
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作家名: 藤石波矢
出版社: 新潮社
雑誌: 新潮文庫nex