このレビューはネタバレを含みます▼
男装精霊師であるヒロインが殺人現場を目撃した事で、裁判の証人となるためにヒーローの家に匿われることに。精霊師は男性にしかなれないはずなので、女装（女子だけど）をして敵を欺く作戦をたてる。すごく納得の行く展開から、二人で暮らしていくうちに徐々に近づく二人の気持ちがキュンと来ます。ヒロインが女性だと気づいて過保護になるヒーローがまた良し！男だと思ってるんだよね？と戸惑うヒロインもまた良し！ヒロインは父親から厳しく性別を隠すよう育てられていて、男だったら良かったのに、と存在を否定するような事を言われる始末。亡くなった兄の代わりとして健気に男装をしているヒロインも、それに寄り添うヒーローも素敵でした。回りのキャラもしっかりとたっています。お気に入りの一冊になりました。竜や精霊、ファンタジーな部分も濃厚で大満足です。もっと早く読めば良かった～。二人がくっついたところで1巻が終了したので、続きがメチャ気になりま～す。
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