このレビューはネタバレを含みます▼
6世代の家族と馬。
始まりは東北で、身分違いの恋をし、身重の体で、男と逃げるところから始まります。
娘の実家より追手がかかり、夫は身を挺して妻と馬をいかせる。
雪崩にまきこまれ、雪祠ですごす中、馬を食べなんとか生き残った者の連れ戻されます。そこから、生まれた子供の話になり、子供が北海道へ渡り、家族ももち孫へと話は移っていきますが、馬とともに命をつないだ長い物語でした。
はじめは、どうなんだろうと思いながらも、必死に生きようとする人と馬。
あっという間に読んでしまうほど、面白かった。