ネタバレ・感想あり長崎・眼鏡橋の骨董店 店主は古き物たちの声を聞くのレビュー

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ちょっと不思議な物語でした
ネタバレ
2020年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 308ページで、3篇のお話が綴られています。
長崎に縁を感じて購入しました。読み初めは、どんな風に話が進むのか想像がつかなくて、なかなか進みませんでしたが、なんとなく流れがわかってからはわりとサクサク読めました。
ヒロインは大学入学を機に上京し、そのまま就職したものの、職場で心を病んでしまい退職。母親に連れ帰られてから、伝手で骨董屋さんで働くことに。骨董屋さんのオーナーは骨董と今の持ち主の心の声、というか悲鳴?が重なった時にその声が聞こえて、それを色々手段を講じて解決していくという運びです。
セリフが長崎弁なので、祖母の口調を思い出しながら、懐かしくなぞりました。
こんなふうに諸々解決してくれる人がいたら良いなと思いつつ、そのためには何か骨董を入手しないと糸口ができないなと思いつつ。ヒロインと骨董屋さんそれぞれの心に巣食う問題もまだ残っているので、続きが出たら読みたいと思います。
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