ネタバレ・感想あり運命の、糸はひそかに【特別版】(イラスト付き)のレビュー

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人とは愚かで愛おしいもの
ネタバレ
2025年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ たくさんの感情を掻き立てる作品でした。
泪の不憫な環境の中で、健気に生きていく姿は本当にいじらしいです。
そんな彼を大切に思ってくれる存在はたくさんいますが、はっきり言ってスパダリは出て来ません!泪も、他力本願では決してなく、彼が誰かにお願いをする時は究極な場面ばかり。
義父や義兄からの仕打ちが酷く、まさにシンデレラ状態なのですが、義父や義理の次兄に対しては、泪に対し複雑な思いがあり…。
許されない好意ではあったのですが、次兄櫂のことは、個人的に結構好きでした。櫂のターンも見たかったなと。
先生のお話の進め方が、どんどん作品にのめり込むようになっていて、別の作品も読みたくなりました。
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最後はハッピー
ネタバレ
2021年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ シンデレラなかんじの御伽噺。
冷遇されている泪は周りの助けもあり、なんとか大人になります。
理人、礼央、斗真達に守られつつ。
理人と対面して、本当の姿を知ったときに詰るルスランが辛かった…。泣いちゃいましたよ。悲しくって。
yoco先生の美しいイラスト。装丁も美しいです 。
タイトルに合わせたムードでまとまっていて、素敵出来だと思いました。
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不憫で健気で
ネタバレ
2019年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 可哀そうで、でも必死に頑張る泪が最後は幸せになって良かった!って思える作品でした。乗っ取り兄弟には笑いました。最後まで読むと継父の印象がほんの少しだけ変わりました。王子の裏話とかもっと読みたかったなあ。
安心の展開
ネタバレ
2021年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ お話はシンデレラとオメガバースがプラスされた話という感じです。
ストーリーは予想通りの展開ですが安心して読みすすめられます。
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継父と義兄がひどい
2021年5月28日
Ωに対する差別がひどい世界で、継父と義兄が泪に本当に酷い扱いをして、なんでここまで継父がひどいのか、最後に学生時代の父と継父の話があったけど、それでも、学生時代の自分を振り替えれば、泪やΩに対してここまでいじめる性格になるのが解せないです。ただ、理人や幼なじみ達が事あるごとに泪の味方になってくれるのが救いでした。
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御伽噺
2019年12月31日
理人、ラストくるの、遅くない?とか、ちょいちょいツッコミどころがありますが、最終的にお伽話風ハピエンで満足です。
ただ不幸な時代が長すぎる…。理人、もうちょい前に助けませんか?と。あと心配してた大人の皆さんももう少し動いてほしかったような…。
義父は…過去エピソードを読んでも同情できず。だからってああまで歪むかなぁ?としか思えないので、グリム童話的ラストで救済されなくてスッキリです。
シンデレラは王子様と幸せに
ネタバレ
2019年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ うすうすは王子様とだとは思っていたのですが、あの場面なの?そして、もっと、理性を保って欲しかった!オメガに抗えないのは重々承知ですが、好きって気持ちを伝えて欲しかったです。友達に感謝ですね。泪も引きこもっていないで、社交について勉強して欲しかった。編み物だけじゃダメよ。シンデレラらしく義理親子はワルモノでした。

yocoさんの絵が秀麗!物語がグレードアップします。物語が本当の童話にありそうです。表紙も素敵。
イライラしました(°Д°)
ネタバレ
2018年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、義父、義兄がくず過ぎる。バカで愚かな彼らがなぜα??つか、人間以下。
主人公の泪の友人の理人も、ただ見ているだけののろまなα。
救いはベータの2人の友達くらいでしょうか(-ω- ?)
最後はハッピーエンドなので星4にしましたが、買ったのちょっと後悔。

最後に特別版で義父と泪の実父のお話がありましたが、はっきり言っていりませんでした(笑)
嫌なヤツは、理由がなんであれ嫌なやつなので・・・
もっと不憫なら
2022年1月1日
不憫で健気な受け…なんだけど、そこまで不憫でもないんだよね。義父からの仕打ちも父に打ち明けてたら良かったのに。
それか打ち明けたけど信じてもらえないってぐらい不憫だったらまだ面白かったかなぁ。
攻めが小さな頃から見ていた割にやる事が遅くて、イマイチ魅力を感じなかった。
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最初から最後まで全部辛い
ネタバレ
2021年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 泪が最後の最後まで不憫でした。後添え親子3人も言いようのないくらい酷い屑ではらわた煮えくり返りましたが一番辛かったのはお城で王子に襲われたところです。王子はそこで発情してるのが泪とは気づかないままオメガのフェロモンに抗えず違う、違うと言いながら泪を襲います。もしそこで発情してたのが泪じゃなければやばい事になってましたよね…理性で抑えきれないくらいオメガのフェロモンが凄かったのだろうと同情はしますが泪のことが好きなんだったら腕を噛んででも我慢して、襲うべきじゃなかったなと思います。あと酷かったのが自分が襲ったのが泪だとわかった途端合意じゃなく勝手に項を噛んだことです。あれはありえない。酷くないですか??その後アフターケアもなく泪が執事に手を引けと酷いことを言われている間も出てこなくて挙句の果てに記憶が曖昧で覚えてないとか有り得なすぎて泣きました。その後何ヶ月かして出産した泪と対面した際もその後もお城で強〇したことについての謝罪は一切なく子供を、泪をみてデレデレしてるだけです。いや泪よ、こんな男を伴侶にしていいのか?と何度も問いたくなりました。泪と幼なじみで泪を匿ってくれた礼央、お屋敷の使用人たちは大好きですが他は皆好きになれませんでした…でも流石栗城先生、辛くても、目がパンパンに腫れるくらい泣いても止められないくらい惹き込まれました。ぐっ、不覚……(  ᵒ̴̶̷̥́ _ᵒ̴̶̷̣̥̀  )
合わなかった
ネタバレ
2019年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半は健気な受けが不憫で不憫ではらはらしながら読みました。でも攻めが余りにも使えなさ過ぎて。王子ならもっと早く救えたのでは?散々いじめられたり、薬屋での暴行未遂だったりを見てきたのに、結局パンをあげたり薬剤師の変更だけ?と腹立たしく思えてなりませんでした。
あと友人2人も事情を知っていたのに、なぜパーティーで攻めが王子だと分かってめでたしめでたしになると思ったのか疑問。そして散々可哀想な目に合った受けが、あんな風に番契約を結ぶのも可哀想過ぎて。せめて番になる瞬間くらいは幸せでいっぱいなところを見たかったです。
ハッピーエンドなのに色々気になって溜飲が下がりませんでした。残念ながら私には合わない作品でした。
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作家名: 栗城偲 / yoco
出版社: 笠倉出版社
雑誌: CROSSNOVELS