このレビューはネタバレを含みます▼
わりと、メディア露出の多い漫画家の作者さんの、どうか盛り過ぎた作り話だと言ってくれ、と頼みたくなるようなかなり悲惨な過去を赤裸々すぎるくらいに書いている。
実写映画になってたけど正気か?それは大丈夫なのか?と聞きたくなった。
メンタル心配な人、感化されやすい人はお気をつけ。
恨み節涙節ではなく、かといってこんなかわいそうなあたしにいいねとブクマをたくさんください、という感じの承認欲求の権化、というわけでもない。
淡々としてるのが逆にすごい。
そして実際の彼女と会ってもいないし人となりがどうとかは全く知りませんが、それでもテレビに出れるくらいにはまともなほうの人生を歩んでいるのが一番凄いと思う。電気のCMにキャラが使えるくらいにはクリーン。
同じ目にあった人がみんなこの人みたいには絶対なれないけど。むしろ心も体も完全に破壊されてしまうと思う。
この本からなにを感じ取るかは本当に人それぞれかなと。