ネタバレ・感想あり三千世界で君を恋う【特別版】(イラスト付き)のレビュー

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運命とは輪廻転生とは
ネタバレ
2025年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ あらすじも読まずに読み始めたら鬼の話でしたね、表紙もよく見たら角がありました(笑)

2部構成になっていて1章では過去の運命的な2人の出会いが書かれていてここではそこまで惹かれあった事よりも紅の成長と小鬼たちとのやり取りの方が微笑ましく読んでいたら、なんと、残酷な結末に

2章では長い長い年月が経ってやっとめぐり遭えた2人の過去を思っての辛い展開に、まだこの2人に幸せは来ないのか…とロミジュリの結末がよぎりました

有馬を失ってからの紅の壮絶な過去を知り切なく、どうかどうか幸せをと願いながら読んだのはわたしだけではないでしょう
ラストはうまくいきすぎかもしれませんが、これぐらいの幸運が紅と有馬に舞い降りてもいいじゃないか!!
碧と紫に降り注いでもいいじゃないか!!
この感想につきますね

鬼を題材にしていてもコミカルな作品もある中でこちらは残酷な鬼の本能も書かれていてそれが良かったと思います
1番不憫なのは樹じゃないかな、いつか紅に樹との過去を思い出して欲しいな、と切に願います
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読み応えがありました
2023年2月27日
人と人ならざる者との恋物語、前半と後半の趣が違っていて読み応えがありました。
長く他の鬼から蔑まれてきた鬼の紅と、産まれてからずっと居場所がなかった人間の有馬。この2人が偶然出会い、お互いを欲してしまった事である「運命」が決定づけられます。そして、この運命がストーリーの軸となって翻弄される2人が切ないです。最終的に2人がどのような形で纏まるのか、最後の最後までどんな結末になるのか分からなくてクライマックスでは読む手が止まりませんでした。
よくあるストーリーとは一味も二味も違う展開で、世界観も無理がなく大変面白かったです。イラストも作品とキャラにあっていて◎。鬼子の右近左近が可愛かったです。
滂沱の涙
ネタバレ
2022年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトル通り壮大な恋のお話でしたが、表紙絵のふわふわと可愛らしい雰囲気とはまるで真逆なストーリーでした。文明開花の華やかな音色を無邪気に楽しむ紅や小鬼たちが可愛いければ可愛いほど、悲しい結末を予想せずにはいられませんでした。鬼の理の中で生きるしかない運命を覆すことができるのか、どう切り開いていくのかが最大の読みどころで、二人が再び出会うために交わした約束があまりに哀しくて切なかった。涙なしには読めませんでした。有馬と再び出会えたことでまた泣き虫に戻ってしまった紅が愛しいです。安心して泣ける場所を見つけられて本当によかった。どうしても紅たちに肩入れしてしまいますが、紅が怒りの感情のまま無理やり終わらせてしまった事実を全てきれいに忘れてしまうのは、少し違うと思いました。人には人の道理があるように鬼にも鬼の道理があるのは当然で、お館さまの仕打ちは仕方のない事だったのかもしれません。運命に従ったはずのお館さまの情念が凄まじかった。残酷な描写もありましたが、今まで読んだ綾ちはる作品の中でも一番好きなお話しです。
涙が止まらない
2021年11月18日
途中から、本当に涙涙で、紅と有馬、二人とも幸せになってくれ~と思いながら読みました。小鬼の碧と紫がとっても可愛いけど、この二人にもまた、とっても泣かされました。購入して良かったです。
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良かった(涙)
ネタバレ
2021年11月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人が互いに惹かれていく心情と触れ合う様子がとても丁寧に描かれていて、それだけに途中とても辛かった…悲しいお話でも滅多に泣かない私も泣けてしまう辛い展開だったけど、幸せな結末が待っていて良かった
最後はほんわか気持ち良い読後感です
ずっと長く幸せでいてほしいと願わずにはいられません
樹のスピンオフとからあったら良いのにな〜と強く希望!
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切ない
ネタバレ
2021年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ あらすじと冒頭の流れから、一章では二人が成就しないのが明らかなので読むのが辛くて、なかなか先に進めませんでした。
二章に入り、根本的にどうして紅が罰を受けなかったのかとかちょいちょい違和感が気になっていましたが、ようやく最後に明かされ、ストーリーがつながった時は何ともいえない高揚感が!
民俗学系のミステリーっぽい雰囲気もあり、かといえば可愛い小鬼の双子ちゃんの癒しありと、読後しばらくこのお話の世界に浸っちゃいました。
エロも少なめだし、ストーリーもしっかりしてるので普段BLを読まない方にもオススメだと思います。
現在活動休止中の作家さんのようで、折角良い作品を書かれる方を見つけたのに残念です。復帰されるのを楽しみに待ってます。全327ページ
やばい!
2021年5月1日
めっちゃ好き!どストライクです。鬼が健気で可愛すぎるぅ!他の作品も読んで見たいと思いました!😊
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せつない
ネタバレ
2021年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 鬼として一人前になるために人間を食べなくてはならない紅は、鬼のお館から強く惹かれた人間を食べると強い鬼になると言われ、出会ってすぐに心を惹かれた有馬を食べることにします。有馬のことを知る度に心は鈍り、期限の1ヶ月を前に2人は逃げることを計画するのですが...。思っていたよりシリアスで紅が1人になってからの出来事やお館の過去(軽く触れられるのみ)などなかなかに意外なことが明らかになっていきます。紅の記憶についてはそのままであってほしかったですが、世界観もしっかりしていてとても読みごたえのある作品でした。
2018年11月。
最高...!
ネタバレ
2021年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ もう全部がツボでした。
人外も好き、記憶喪失モノも好き、今生では決して結ばれない切なさも好き、他にも沢山ありますが割愛します(笑)。
ハピエン厨としては(都合が良すぎと言われても)2人が共に生きる道を見つけられて、本当に良かったと思います。
切ないシーンがきちんと切なくなっている作品は好きだなぁ。作者様に感謝。
輪廻転生
2021年2月18日
皆様のレビュー通りです。泣けました。ひたすら待ち続ける紅くん。二人の小鬼も良い。おすすめです。
運命
ネタバレ
2021年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初作家さんです。表紙とタイトル、試し読みして気になって購入しました。
本を読んでこんなに泣くのは久しぶりです。
特に一章の終わりでは読むのが辛かったほど。
一人前の鬼になるために人を喰らう必要があり、その為の獲物に恋をしてしまった半人前の鬼と、その獲物として出会った心優しい青年のお話です。
鬼である紅の一途な想いが切なくて泣けました。
有馬も過去に辛い想いをしてきたのだけど、紅の深い哀しみや憤りとひたすらにまっすぐな愛に胸打たれました。
1度目には叶わなくてもこれが辛く悲しい過去を乗り越えた2人の運命であったのなら良かった。
出来ることなら星10を付けたい。
いやもう、かなり、たまらないお話でした💗
2020年10月20日
「愛する」ということの、難しさと愛おしさが、これでもかとばかりにやってきます。でも、そのまま(泣きながらですけど!)素直に受け入れることのできる温かさと希望があるので、めげずに…どころか前のめりに読んでしまいました。度々どえらいことになってしまいますが本当によかったです。
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327頁
ネタバレ
2020年6月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 放蕩に生きる人間×鬼。攻め視点有り。
一章は明治。二章は現代のお話でした。
好奇心旺盛で泣き虫な受が攻を失ってから表情がストンと落ち、明るかった性格がなりを潜めて……贖罪を抱えて攻と再び出会うまで生きる姿は涙しかありませんでした…。
今まででも十分辛かったのに更にそんなことまで!?みたいなお話で、ハラハラしながら読む手が止まりませんでした。
最終的にはハッピーエンドで本当に良かったです。
有限でも2人一緒なら幸せだよね。
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よかった〜
2020年6月14日
泣けた〜
前半、有馬(攻)と紅(受)が駆け落ちする所が胸が張り裂けそーになりつらかったです
中盤はやっと生まれ変わった有馬に会えたのにまたまた離れるしかない状況になり紅が可哀想で
後半では、二人の愛の絆が奇跡をおこしハッピーエンドで終われてほんと良かったです
後、碧と紫が復活したのもほんとに良かったです
よかった
ネタバレ
2020年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人間の攻めと鬼のお話。種を越えて最後はハピエンですがそこまでの二転三転が苦しい。何度も泣きました。辛い時間を乗り越えた2人が幸せになってよかったです。
SSも付いていて327pありボリューム的にも大満足です。
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うぅっ・・・(涙)
2020年2月16日
純粋で健気な鬼の子。こういう胸が苦しくなるの話とは思わなかった。
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良かった!引き込まれる鬼の運命のお話
2019年10月10日
紹介のあらすじ読んで、レビュー見て、たぶんこういう話かなぁ、と予想したものから、とても良い意味で大きく裏切られ、一気読みしました。鬼の生態についての設定が新鮮!とても良かったです。長い時間の流れの中、何をしていたか、どう生きていたのか。鬼である受の行動もそうくるかと、ページをめくる手が止まらなかったです。もっと読みたかったなぁ。樹やお館様のお話でスピンオフも読みたいです。
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泣ける
ネタバレ
2019年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幸せと絶望とがこんなに鮮やかにこんな落差で描かれるなんて…しんどい…2回目はまだ読めないです、あの幸せが壊れることが分かっていて涙無しに読めない…。お互いに一度死んで、そして待って手に入れた幸せを、大事に穏やかに過ごしてほしい。
大満足です
2019年9月8日
今までレビューの評価で絶賛されてる作品は、期待が高まり過ぎてなのか裏切られる事が多かったのですが、、、皆さんのレビューどおりでしたー!
ヤバイです涙腺崩壊です!小鬼も紅もアリマもみんなに感情移入できる文章力に感嘆です。
皆様ぜひ読んでみて
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鬼の成り立ち
ネタバレ
2019年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今回の作品に登場する鬼は成長過程が意表をついていて初っぱなから物語に引き込まれていきました。輪廻転生物ですが転生してからも一波乱あり読み応えがあったと思います。お館様の成人の時の葛藤など詳しくは書かれていないものの行間を読むというか勝手に想像したりできて知らず知らずより切なくなったりしました。
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あぁ、なんて奥深い…
2019年1月22日
苦手な時代ものかと、読むのをずっとためらっていましたが、クーポン利用で購入しました。
前半の時代があっての後半に繋がるもので、感動、倍増しです!随所におかれた伏線の回収もタイミングも鮮やかで、あぁ、そうきたかと、うなずきながら読み進めました。
予想のナナメ上行く展開にドキドキ、涙もハラハラ…
お値段以上の満足感を味わえる作品です!
今年一番泣きました
ネタバレ
2018年12月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一緒に居たいのに、それが許されない。
有馬との再会を信じて、長い長い時間を一人過ごす紅。

もう途中から涙が止まりませんでした。
最後まで泣かせます、でもハッピーエンドでよかった。
涙腺崩壊(´Д⊂ヽ
2018年12月9日
和風ファンタジーで輪廻転生モノは王道だけどここまで泣かすかって話です…(ノдヽ)鬼と人との抗えない運命にも懸命な紅と有馬の姿に涙が止まらないっ小鬼ちゃん達の最期には号泣( ノД`)…転生モノに弱く涙もろい私には覿面だった~っ泣けるBLは数あれどここまで泣かせる作品は初めてでしたd(*´ェ`*)
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鬼に同情してしまう
ネタバレ
2024年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けは鬼のはずなんですが、アイデンティティがもはや鬼じゃなかった。そんで自己中心的すぎる。最初から人間に迎合しすぎだし、あまりにも人間だけに都合よい展開に違和感。鬼の存在意義というか、ライフワークも謎なので、どうしてこうなった?と疑問だらけでした。
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人間と不憫鬼の愛
2023年11月7日
文章は読みやすく、ドラマチックな場面も盛り上がって読めました。双角たちが可愛くて癒されます。ただレビューにもあるように展開がちょっと都合が良すぎて(特に後半から)何度も巡り合う切ない運命的な恋の話としては何か物足りない読後感でした。
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人間×鬼
2019年10月7日
こういう生まれ変わりの話を読む場合、通常のお話以上に強い絆をもつ2人を読みたいのですが、いや、この相手との方がもっと強い絆の話が作れない?と思ってしまう存在があると萎えてしまうんですよね…今回も樹がそんな存在で、有馬よりも樹じゃない?と思ってしまってダメでした。評価下げてごめんなさい。
きれいなお話
2021年11月9日
輪廻転生をして、やっとのことで、愛を貫いた人間と鬼の話。
生々しい描写は少ないので、そういうのが苦手な人にもオススメです。
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泣けました
2019年11月4日
内容は珍しかったです!時折グロいとこもあったので苦手な人もいるかもしれません。輪廻転生のことがテーマの一つだったのかなとと思います!2人が一緒にいられないところは特に泣きました💦お互いのことを思うあまりの行動だったのかもしれません!鬼の内容は難しくて理解するまでに時間はかかりましたが話も繋がりがきちんとしていたので良かったと思います😊
あっさり
2021年6月2日
全体的にあっさりして、感情移入する前に終わってしまいました。残念。
あまりにも
ネタバレ
2023年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公達に都合の良い展開のお話しです。館の仲間を全滅させた事に対する罪の意識は無いのかしら?復讐出来たから、自分は好きな人と一緒になり、小鬼達も復活出来たから全て目出度めでたしってそれはあまりにも短縮的では無いでしょうか?運命というのは便利なコンセプトです。運命の相手だから会って直ぐに判る、お互いに強い想いを抱くのに理由も過程も要らないですものね。兄貴分の彼への想いは唐突でした。あれが恋愛感情である必要なんて無かったように思います。
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