東西シリーズ3作目、双龍唐獅子→爽碧緋炎→満月新月→清廉逆賊の順番です。
タイトルが凝っているので戸惑いますが、東西の立ち位置や廉と颯太の関係性を絶妙に表している粋なタイトルだなと感じます。
2冊目までは息を呑む展開もあってハラハラしましたが、3冊目になり東西の仲の良さも徐々に見えてきました。他の方も仰っていますが、まさに起承転結の「転」な位置付け。
冒頭から掛け合いがめちゃくちゃ面白いのですが、もちろん容赦ない極道の世界も描かれています。コミカルな笑いもいいのですが、やっぱり凄惨な場面がないと面白くない!そして、ここに来て颯太のポジションが格段に上がってきてますます目が離せません。
まさに東の満月、西の新月。颯太と廉を月に例えるところが痺れます!
このシリーズは一気読み必須な面白さ。マジで中毒性あるのでお時間ある時に是非!