ネタバレ・感想あり東の満月、西の新月【イラスト入り】のレビュー

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東西3作目:掛け合いが面白い!
2025年5月12日
東西シリーズ3作目、双龍唐獅子→爽碧緋炎→満月新月→清廉逆賊の順番です。
タイトルが凝っているので戸惑いますが、東西の立ち位置や廉と颯太の関係性を絶妙に表している粋なタイトルだなと感じます。
2冊目までは息を呑む展開もあってハラハラしましたが、3冊目になり東西の仲の良さも徐々に見えてきました。他の方も仰っていますが、まさに起承転結の「転」な位置付け。
冒頭から掛け合いがめちゃくちゃ面白いのですが、もちろん容赦ない極道の世界も描かれています。コミカルな笑いもいいのですが、やっぱり凄惨な場面がないと面白くない!そして、ここに来て颯太のポジションが格段に上がってきてますます目が離せません。
まさに東の満月、西の新月。颯太と廉を月に例えるところが痺れます!
このシリーズは一気読み必須な面白さ。マジで中毒性あるのでお時間ある時に是非!
起承「転」結
2023年10月15日
東西シリーズ4冊を通して、颯太と廉の出会いから強い絆までを読み味わい、そこで改めて作者さんの力に感嘆しました。3冊目のこのお話は、まさに起承転結の転ですね。互いに危険な環境に身を置きながらも、颯太と廉の純粋とも言える結び付きに心踊る前2冊から、一転して廉のダークサイドに颯太が引きずり込まれます。4冊の中では一番暗いですが、これがあってこその最終巻の大団円なのだと思いました。綺月先生凄いです。
さぁ、これからどうなる?
2022年7月1日
廉と九堂、ソウタと次郎、廉とソウタの掛け合いが面白い。でもソウタと一緒にいる時の廉と裏の貌が違いすぎるのはそれだけ修羅場をくぐってきたってことで、飄々としたところがあっても組の長を務めるだけあって一筋縄ではいかない感じで、そんな廉が自身を含めて組の行く末にどう決着をつけるのか、最後まで見届けたいと思います。
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龍シリーズの続きが読める!
2021年7月6日
龍シリーズの続き、「東の双龍、西の唐獅子」「東の爽碧、西の緋炎」に続く東西シリーズとしての3作目。
廉と颯太のほのぼの都内デートや竜城との会話はかわいらしく挿絵も相変わらず素敵です。そんなホンワカなムードを西の軍団方は徐々に切り崩してくれますが、勢いがすごいので一気に読まないと気になります。
刑事モノも好きなタイプなので、池袋署の方々にも頑張っていただきたいところですが頑張られ過ぎちゃうとこのシリーズが成り立たないので…
この巻では結末にたどり着かないので次の巻と合わせて一気に読破することをお勧めします。
ハラハラドキドキでした
2021年6月14日
読む順番を間違えていたらしいんですが、今回は今回でほうほうって感じで繋がって納得して読めました。九堂さんがめちゃくちゃ懐深くなってて、廉限定のスパダリで感慨深い。ジローさんも負けず劣らず颯太くん大切にしていてこちらも懐深いなって感慨深かったです。またこれも一気、、、寝不足です(笑)
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相もかわらず
2021年4月7日
大好きなシリーズ。
廉と九堂、颯太と次郎の掛け合い台詞のシーンが凄くすきです。
黒と白、闇と光。
廉の狂気も九堂の獣も、ないと寂しい。
亜樹良先生の挿絵も相変わらず美麗です。
コミカルな描写も楽しい。
いつまでも続いて欲しいシリーズですり
たまにでもいいので、ポツリと新作が出ますように。
息つく間が惜しいくらい夢中
2020年10月10日
廉の狂気が恐ろしくて、哀れで、胸が苦しくなりました。過去が廉を獣にしたのなら、未来は?廉が人間としての心を取り戻せるのは颯太の存在。颯太と廉に訪れる未来は?廉を取り囲む人たちが怪しく、胸騒ぎをもたらしてきました。颯太を傷つけないで欲しい。廉を狂気から救い出して欲しい。早く次を読まないと。息つく間が惜しいくらい、先を読みたい気持ちが走ります。
ギャー続いた~!色々叫びたい一冊
2019年1月17日
病み系キャラ好きなため今作の廉には萌えまくりです。
阿鼻叫喚の残酷シーンがあっても血の涙を流すように命を削りながら苦悩する廉の姿はこの作品の艶だと感じます。痛いシーンも出てきますが、だからこそ天使のような颯太君の美しさや危うさも生きてくる・・・天使に憧れる廉の羨望が際立つ・・・だから、行灯ですよー。美しいウケ様二人が、ため息もののシーンを展開します。あんどん…って、いいよねーって? 意味がわからない?読んでください本編を。
最終的に表紙を飾る廉と颯太君はどーなってしまうのか。それぞれ野獣の旦那が既にいるわけですが 浮気に激怒か!?と思いきや、意外と違う??。ってな所で続いて絶叫しました。続きを下さい。
個性的な人が多いな~
2019年8月15日
獣と化していく廉は見ていて辛いしかわいそう。見守る立場の九堂だけど廉が唯一本音を言える相手だから、普段は誰にも見せない可愛い廉の一面が見れてホッとします。
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終わりじゃなかった!
2019年3月15日
「獣シリーズ」続編3巻目、九堂が私の中ではあり得ない台詞や態度が気になるところがいくつかあったのと、話しに中だるみがあったので☆-1。もう一冊続きが出るとの事なので、良いしめくくりであることに期待!
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 海王社
雑誌: ガッシュ文庫