ネタバレ・感想あり小学館版 学習まんが人物館 キュリー夫人のレビュー

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生まれて初めて涙した漫画
ネタバレ
2023年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小学校の頃、教室の後ろの小さな本棚に並んでいました。当時漫画本など読んだことがなく、初めて手にした漫画で、初めて涙した漫画です。
現在30歳になり、ふとこの本のことを思い出して購入しました。小さい頃に読んだ作品は、大人になってから読んでからより作品の素晴らしさを感じることが多いと思っていましたが、この作品は色褪せることも、あの頃に捉えきれていなかった素晴らしさもないように思います。それほど、キュリー夫人という人の人生を子供にもわかるように過不足なく伝えていると感じます。
とは言え当時10歳だった自分がどうしてあんなに涙したのか、それだけが当時分かりませんでした。今になって思うとただ、支え合って称えあって愛し合った人と、彼女がもっと長く幸せに暮らして欲しかったというすごく単純なものだったのかも知れません。
読んだら必ずキュリー夫人とピエール先生のことを好きになると思います。ラジウムやポロニウムが可愛らしく綺麗で、偉人伝記の本分である勉強することに興味を持つという面でも効果は絶大です。ただ、それ以上に愛する人がそばにいることの素晴らしさを感じられるこの作品は、いつか子供が産まれたら必ず読ませてあげたい漫画のひとつです。
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魅力的な伝記漫画
2019年8月13日
科学者キュリー夫人の伝記。漫画として分かりやすく、難しい科学のことも絵で理解できる工夫がされています。
あべさより先生の小学館の伝記漫画に共通することとして、正確な伝記としてではなく、漫画としてとにかく魅力的。
キュリー夫人の人物像の解釈もだし、肉親やピエールキュリーとの別れに際しての演出は、伝記漫画でしかできない手法だと思います。小さい頃読んで、一番面白かったと思う伝記漫画です。
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