ネタバレ・感想ありおとこまえ天狗のあやかし学食ごはんのレビュー

(5.0) 2件
(5)
2件
(4)
0件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
優しくて温かい世界
ネタバレ
2020年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 事情があり普通の高校に通えない生徒が集まる学校の食堂ではおとこまえな天狗が料理を作っている。人ならざるものが見える25歳の渉は心星学園に通ううちに生徒たちや周りの大人たちと少しずつ馴染んでいくのだけど、一番傍にいてくれる流星は人ではなくて・・・。人と人ならざる者で作る世界。流星の過去が悲しい。それでも人の為に尽くす姿に渉と一緒に涙しました。学園や渉に関わってくれる人たちも優しい。優しい世界の優しいお話。心が温かくなる、そんなお話でした。
いいね
0件
あやかしはマイノリティー
2019年11月22日
ほんわかと心温まる、お伽話のような、素敵なお話だなあと、ご飯どれも美味しそうだなあ、食べてみたいなあ流星のご飯、なんて感じで読み進めていたんですが。
中盤以降の怒涛の展開に心騒がせながら夢中で読み進めていまして。いやあ、すっかり騙された! こんなに心地よく騙されたのは久しぶり!
少数派が、力の弱い者が虐げられることは、悲しいことに無くならないのだろうと思います。
けれどこの学校のように逃げ場所が用意できたなら素敵なのにな、と思わされました。
そしてやっぱり、ほっこりと心は温まりました。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!