1巻が割引だったから購入。そういう流れでの購入では以降巻も…と続く意欲は珍しいのですが、とても面白かったです。
全体的に気を引かれるモノが多いのですが、時代特有の過激な友情は魅力的に映りました。親しき仲にも礼儀あり。互いに慮ることはもちろん悪くないけれど、大きな美点を見つめているような、全霊の友情は分かりやすく輝くもので…。
自他共に大変で、無数の人々は荷が勝ってしまうのでしょうけれど……ゼロフリーでは我慢できん感じ?
田中は懸命に時代を渡ろうとする姿勢もいい感じ。歴史転移だけに出来ない理由もやらない理由もある中。さて、どう生きていくのか…。
念のため、レビュータイトルは作品・時代を見ての、いわゆる"俺の言葉だ"。
相対するピースが埋まるところから、広義では三者からなる盛者必衰の理。賢しらに解くと、始りは終わり、滅びは音に。