いきものがかりのリーダーである水野良樹さんによる『いきものがたり』。
出会いから始まり、グループを結成し、メジャーデビューを果たし、その後の活躍へと続く物語が赤裸々に綴られています。本人も断っていらっしゃるように、本書はあくまで水野さんの視点で語られているので、吉岡さんは吉岡さんで、山下さんは山下さんでそれぞれ見方や感じ方等は違っている部分もあるのかもしれませんが、テレビでいきものがかりが歌っている場面を見て、CDを聴いているだけだった頃より、本書を読み終えた今の方が確実にいきものがかりというグループを好きになったなと感じました。
ファンの方は元より、「いきものがかり?まあ別に嫌いじゃないけど」ぐらいのレベルの方々に是非とも一読していただきたいです。