大学受験に失敗した引きこもりになった健太と、焼き菓子屋の宇佐見の話。小説。月村さん大好きで作者買い。本作の受けは引きこもり少年！そして攻めはめっちゃ美味しそうなお菓子を作る宇佐見…。もう、全編なんとも良い甘い匂いが漂ってくるんですよ、小説だけども、いい匂いが！そしてフィナンシェのふんわりとした口当たり…ガレットのサックリした歯応え…もうよだれが出て仕方なくて、うちの近くにこんな素敵なお菓子屋さんがあればなあとつくづく思いました。ああ、サックリなバターたっぷりクッキー食べたい！くうー。話はね、可愛らしかったです。宇佐見が優しいイケメンスパダリなんだけど、少し胡散臭かったかなあ、30にしては軽すぎ？
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