この作家さん読みやすくて好きです。
マフィアやヤクザものってあまり好まないのですがこの作家さんであればOKです。
っていうのはあんまり残虐なシーンがなかったり、基本的に攻が一途になるし(むしろ健気なくらい)、意味不明な暴行や当て馬が少ないからね。
しんどさがない。
今回も強引ではありますが暴行やレイ プはなかったので良かったです。
割と理不尽なスタートでした。
この作家さんの描く受って父親と縁が薄い人が多いですよね。。
高校卒業間近、急に今まで知らなかった父親の正体を知らされた挙げ句、相続争いに巻き込まれて命まで狙われるようになって。
一方(攻)には無理やり花嫁になれと言われるし。
自分が受の立場になったらしんどいことこの上なし。
母親を軽く恨むよw
まぁ、結構図太い受なのでなんとか精神的にはやられないんですが、まぁーキャンキャン吠えるし、の割に身体から簡単に落とされてチョロいしでちょっと物足りなかったですね。
高校生だしね。こんなもんか。
百戦錬磨のマフィアがこんな簡単にDKにハマるか?と思ったけど、一瞬だけ攻視点の語りの中で結構図太くて家庭的な匂いのする受のペースにハマったのかな〜って感じでした。
要は今まで周りにいなかったタイプ。
個人的には今ひとつお互いを好きになったポイントがピンとこなかったです。
とってつけたような感じ。
もう少し二人の中が深まる過程をじっくり見たかった。
正味10日くらいしか一緒にいないし、吊り橋効果的なあれかなっと。
なんだかいまいち自分の求める展開と噛み合わないまま大体想定してた通りのラストとなりました。
どうでもいいですが、卒業式は出れたのかな。謝恩会係の準備途中で拉致されてったので、高校は大丈夫だったか地味に心配になりましたw
ちょっと飛ばし読みしてたので見落としあるかもです。