ネタバレ・感想ありマスターからの手紙～超訳『老子道徳経』～のレビュー

雲黒斎

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onsen さん

(男性/20代) 総レビュー数：1件

今までで一番わかりやすい「老子」

ネタバレ

2021年1月30日

このレビューはネタバレを含みます▼ 「老子」は入門書のような解説本を含め、何冊か読んでみましたが、漢文をそのまま意訳したようなものばかりで、いまいち理解ができていませんでした。この本を読んで、はじめて老子の思想の深さを体感できました。老子からの手紙という形式で各章だてで思想が展開されていくのですが、言葉もわかりやすく読みやすく、話がすっと入ってきました。これから老子を読む方はもちろん、老子を理解したいと思って、様々な老子本にチャレンジしたけど挫折してしまった方にも、本当にオススメできる本です。「学べば学ぶほど不幸になる」とか、「本当に賢い人間はそもそも争いの場に近づかない」など、考えさせられるものや、本質を突いた教えが詰まった本です。

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作家名：雲黒斎

ジャンル：小説・実用書ビジネス・政治 > 社会・政治 > 社会ビジネス・政治 > ビジネス・経済 > 自己啓発専門書 > 人文 > 哲学・思想・精神世界

出版社：小学館

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