ネタバレ・感想あり天才と発達障害のレビュー

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発達障害で悩む人へ読んで欲しい
ネタバレ
2024年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 古来の芸術家や小説家の例を数多く挙げ、彼らが発達障害であつたのではないかと思われるエピソードをあげています。

小説家だけでなく小説の主人公、シャーロックホームズや、司馬遼太郎の『国取り物語』の斎藤道三、『花神』の大村益次郎、夏目漱石の『坊ちゃん』、『吾輩は猫である』の苦沙弥先生なども取り上げられていて興味深かったです。

悲劇的な最後を遂げた人もいますが、したたかに生き抜いて個性を活かした例をみると、障害と上手く付き合ってやりこなすことが大切だと思いました。
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作家名: 岩波明
出版社: 文藝春秋
雑誌: 文春新書