ネタバレ・感想あり罪の声のレビュー

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実際の脅迫事件を元にした創作小説
2023年3月26日
読んでいて、謎が少しずつ解けていく度にゾワッと恐怖を感じる。実際にあった有名な事件がベースになっているので、物語に非常に引き込まれる。
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やるせない
ネタバレ
2021年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 映画が面白そうだったので原作を読んでみました。グリコ森永事件をモデルにしたフィクションです。お互いの存在すら知らない記者と、知らぬ間に関係者になっていた男性が、迷宮入りの事件をそれぞれ辿っていきます。二人が辿り明かしていく真実がどこで繋がるのかハラハラドキドキで、途中で止められず一気読みでした。当たり前ですが当時子供だった私が知っていた以上の衝撃的な事件だったのだと思いました。そしてその事件のきっかけに驚き、それに巻き込まれてしまった子供たちの波乱の人生は本当にやるせなく、ただただ気の毒としか言いようがなく、涙が止まりませんでした。最初に予想していた着地点と全く違い、面白かったです。
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グリコ森永事件を題材にしたフィクション
2020年5月16日
ページ数 393ページ
読了時間 約20時間

本屋大賞ノミネート作品ということや、本屋さんでもプッシュされていたので、読み始めました。
1980年代に起こったグリコ森永事件を題材に、プロローグ、エピローグを除き、7章で構成されております。

私自身、平成生まれであるため、グリコ森永事件という名前や平成最後の大事件など断片的な情報しかありませんでした。
それを前提にレビューをいたしますと、第5章(約200頁目)まではグリコ森永事件の断片的な情報を組み立てつつ、それを徐々に説明して時間の全体像を丁寧に作り上げております。
第5章以降はそこからすべてをフィクションに構成して物語を最後まで組み上げて行っています。
前述より、私自身グリコ森永事件を知らないため、第5章までは読むのが辛く、難しい話や時系列、特に存在しない会社に苦戦しました。そのため、Amazonのレビュー等で途中でやめてしまったという意見が多かったのはそのためではないでしょうか。

そのように思われてしまう方もいらっしゃると思いますので、まずは第5章までは辛抱と思って読み進めてみて下さい。
第5章以下のフィクション部分は本当にあったかもしれない。もしかすると、このようになるかもしれないと思わされ、圧倒されました。
大変面白かったです!
面白かった。
2020年12月13日
映画化されたこともあり、原作を読みました。
誘拐事件の犯人の身内とその事件を追う記者。
この二人の視点、過去と現在なども交じり、
最終的にはひとつの事実へと結びつくのですが、
どんどん物語に引き込まれ、映画がどのようにえがかれているのかも
気になります。
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