ネタバレ・感想ありはてしない物語のレビュー

(4.8) 5件
(5)
4件
(4)
1件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
ついに読了!
ネタバレ
2025年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前半分くらいまで読んで放ったらかしにしていたものを、最近になって「読んでみるか」と思ってもう一度初めから読み始め、ついに読み終わった。以前読んだときとは随分と印象が違って、また後半は初めて読んだので、1冊を通して得る重みも感覚も大分違った。この本を読まずに死なずに良かった。
今回読んで1番印象に残った箇所は「XXIV アイゥオーラおばさま」の章で、おばさまがバスチアンに言った言葉「大きな回り道をしたけれど、でもそれがあなたの道だったの」「そこへ通じる道なら、どれも、結局は正しい道だったのよ」。人生って、無駄なことばかりしているなとか、寄り道ばかり、効率悪いとか、そんなこと思うこともあるけど、それも含めて自分の人生だと、そういう言葉として受け止められた。
また訳者あとがきでも涙が出そうになった。エンデがバスチアンの行き先が分からないまま書き進めていたと読んで。だから、後半は読んでいても本当にどこに辿り着くか分からない感じがしたんだなと。メッセージありきではなく、書きながら、主人公と模索しながら、このストーリーが出来上がったのだと知ると、新たな感動があった。
いいね
0件
異世界物の原点かも
ネタバレ
2024年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今の異世界物の原点。底辺の冴えない少年が超越した力を手にして異世界無双していく展開。ですが現在と違い力に対する抑制が無くなってしまい最後には廃人になるという対価がある未熟な心の者に変な力もたせると悪意あるものに利用されるなど、今と違って力に対するリスクをちゃんと表現してます。この頃は欲に対する代償は当たり前でしたので。異世界物の協力者ってアトレーユが頂点かも。
いいね
0件
懐かしい思い出
2022年8月22日
実際の本は、真っ赤な生地の表紙でハリーポッターくらいの厚みで当時小学生だった私には、重かったし字が細かいし長いしで何十回もかりて、その度最初から読んで最後まで読む前に返却日がくるというのを繰り返していました。いっその事事買ってしまおうとお小遣いを貯めててみるのに、また借りてとかやってたなと思い出します。本のビジュアルに惚れてしまってました。映画もあることを知ってから、読破に繋がった思い出の作品です。お陰で主人公のバサチアンバルタザールブックスは忘れません笑
本当に「果てしない物語」です
2021年11月1日
この上下巻では無い分厚いタイプの本だと、バスチアンがあちらの世界に行くと文字が緑色になるんです。緑色の文字になるとあちらの世界が始まり、赤茶色の字になると普通の世界に戻るんです。最高に面白い本なので、できれば分厚い本で読んで欲しいです。大人も楽しめる内容です。
面白かったです
2020年9月30日
上下巻の、ファンタジーの冒険ものです。主人公が下巻でいろいろなことに立ち向かっていったり、欲を持ったり、そして大切なことに気付いたり、深みのあるファンタジーでした。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!